自律神経を整えるためにできることって?

自律神経を整えるためにできることって?

梅雨時になると体がだるくなったり、気分が落ち込んだりすることがあると思います。

「特に病気になっているわけではないのに、どうして心身ともにこんなにだるくなるんだろう」と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。

梅雨時や夏場などに体調が悪くなるのは、自律神経の乱れが原因であると言われています。

自律神経を整えることで、そのような体調不良や精神的な疲れを解消することができるようになりますので、自律神経についてしっかり知っておきましょう。

ここでは、体調や精神の疲れの原因になることもある自律神経についてご紹介します。

自律神経とは

自律神経とは、人間の意思とは関係なく機能する神経(自律して働く神経)のことで、交感神経、副交感神経から成り立っています。

自律神経の働きは、生命活動を支えることです。主に以下のような働きを持っています。

  • 心臓の動きをコントロールする
  • 発汗作用を促し体温調節する
  • 血管を収縮、拡張して血圧や体温を調節する
  • 胃腸の働きを調節する

自律神経には交感神経と副交感神経があり、前者は血管を収縮させるなどして心身をアクティブな状態にする作用を持っており、後者は血管を拡張するなどして心身をリラックスさせる状態にする作用を持っています。

自律神経が乱れるというのは、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れるということです。

そうなることで、心身の興奮状態と弛緩状態の切り替えができなくなり、心身共にだるくなってしまうのです。

自律神経が乱れる原因と整えるための方法

自律神経が乱れる原因と整えるための方法

自律神経が乱れることの主な原因は、ストレスであると言われています。

人間はストレスを感じると、そのストレスに負けないよう、心身をアクティブな状態に保とうとします。

適度なストレスは、やる気を出したり、行動的になったりするために必要なものなのです。

しかし、これが過度にかかってしまうことで、交感神経が優位な状態が続き副交感神経の働きが弱くなって、自律神経の乱れにつながってしまいます。

自律神経が乱れる原因には、不規則な生活習慣というものもあげられます。

例えば夜遅くまで起き、昼間まで寝るといった生活をすると、自律神経が乱れてしまうのです。

というのは、基本的に交感神経は活動的になる必要がある昼間に活発になります。

反対に副交感神経はリラックスする睡眠時や食事の際に活発になります。

生活リズムが乱れることで、交感神経と副交感神経の働きにも影響が出てしまい、自律神経の乱れにつながってしまうのです。

また、気候の変化というのも自律神経の乱れにつながります。

気温や気圧が変化すると、それに合わせて自律神経も働きに変化を出すのですが、梅雨時や夏場など、気温や気圧が大きく変わる時期は、その変化に対応しきれず、結果的に自律神経が乱れてしまうのです。

自律神経の乱れの原因は過度なストレスと、不規則な生活リズム、そして気候の急激な変化です。

ストレスを極力感じないよう、趣味や運動をしたりしてストレス発散をし、規則正しい生活を心がけるようにして、自律神経が乱れてしまわないよう注意しましょう。


自律神経が乱れると、まるで病気にでもなったかのように体や心がだるくなります。

病気ではないことから、気持ちの問題と信じ込んで無理をしてしまう方が多くなるのも事実です。

病気でもないのに体がだるかったり、心が落ち込んでしまったりするのは、自律神経の乱れが原因になっていると考えられます。

そんなときは無理をせず、ここで紹介したことを思い出して、ゆっくり休養することをおすすめします。

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