活躍に期待! 理系職の女性が増えている理由とは?

顕微鏡の前でほほ笑む女性

メディアなどで話題となった「リケジョ」という言葉が象徴するように、理系職を目指す女性が非常に多くなりました。

これには企業などが女性の細やかな視点や能力を必要としているという背景があり、実際に理系の職種で活躍する女性も増えています。

ではなぜ理系職の女性が増えているのでしょうか。そして、彼女たちが持つ能力とはどんなものなのでしょうか。

理系職に憧れる女子大生が増えている

「リケジョ」はその「専門性の高さ」から、女子学生に人気が出てきています。

「理系を卒業すること=資格を取ること」という感覚があり、自分の将来のビジョンを描きやすいと考えるのです。

また文系に比べて、理系の方が自分が何をしたいのかということが明確になりやすい点も、カッコイイと思われているようです。

そして、理系職で就職する女性が増えており、その就職率が高いことも女子大生を惹きつけています。

男性の中に混ざってバリバリと研究をし、論文を発表して自分の成果を周囲に公表できる理系の仕事は、キャリアウーマンを目指す女子大生にとって、とても魅力的に映るのです。

白衣を着た2人の笑顔の女性

企業の将来を担うために女性の力が必要

理系職にはその企業の将来を担う役割と責任があります。

業績を伸ばし社会的にも地位を得たい企業としては、次々に新しいモノづくりをしていかなければなりません。

それなのに今まで通りの発想でモノを作っていたのでは良いモノが作れず、企業としても成長できません。

しかし、女性の研究者はこれまでの男性とまったく違う視点でモノづくりをしようとします。

女性らしい柔軟できめ細やかな視点、そして繊細な考え方は今までにない発想で新しいものを見出していきます。

どんな企業でも喉から手が出るほど欲しいと思っている新規事業の創出のためには、女性の力と能力が大切なのです。

女性を活かす方法をよく心得ている企業では、能力のある女性にその会社の将来を託しています。

そして、これを感じた理系職の女性達はやりがいと充実感に満たされ、仕事でも業績を上げることができるのです。

理系職の女性を取り巻く環境が変化している

女性の能力が認められてきた理系の世界では、女性をもっと活かすための環境を整える動きが広まっています。

大学によっては、女子中高生のための理系進学促進イベントを企業とタイアップして開催したり、複数の大学が協力して女子学生向けの「科学塾」を運営したりしています。

この背景にあるのは、社会経済のニーズ多様化です。

これに対応するため、今まで製品開発に取り入れてこなかった女性の視点を活用して新製品を作り出す必要があると考えられているのです。

この先もますます増える理系女性

理系の女性への評価と環境の変化により「理系=男性」という概念は払拭されつつあり、理系に進む女性が増えています。

そこには女性にしかない能力を活かせる「女性理系職の世界」が広がっているという現実があるのです。

日本の経済を支えるためにも、理系女性の活躍が期待されています。

女性が理系に進む環境がますます整えば、近い将来日本人女性初のノーベル賞受賞者が現れるかもしれませんね。

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