留守番は何歳からがよい? 働くママと子どもの夏休み事情

たんぽぽの綿毛を吹く母娘

働くママの大きな悩みといえば、やはり長い夏休み。

フルタイム正社員で働くママなら、夕方までの長い時間を子どもだけで過ごさせることに抵抗を感じる人がほとんどでしょう。

学童保育に預けるか、一人で留守番させるか、実家に預けるのか……

選択肢はさまざまあり、どれが適切なのか迷うことも珍しくありません。

同じように働くママたちは、夏休み期間をどのように対処しているのでしょうか?

ここではワーキングマザーの子供の預け先や、預けない場合の方法についてご紹介します。

実家に預ける? 学童に入れる?

祖父母や信頼できる友人に子どもを預けることができる場合、特に夏休み期間中などはどうしても頼ってしまいがちです。

しかしさすがに毎日お願いするのは気が引けるということもあるでしょう。

そんな時は、学童保育の利用を検討してみるのはいかがでしょうか。

近くに祖父母がいない場合など、頼るところがないというママにとっても、やはり学童保育は強い味方になるでしょう。

一般的な傾向として、小学校3年生ぐらいまではお弁当を持たせて学童保育を利用するというご家庭が多い様子。

4年生ぐらいからは、学童に行かずに留守番をしたり、友達と遊んだりして過ごしているご家庭が多いようです。

親としては学童保育に入れておくのが安心ですが、もしも子どもが学童保育を嫌がる場合には、その気持ちを尊重したほうが良いでしょう。

子どもがなぜ学童保育に行きたくないのか、どのように過ごしたいのかという思いを汲みとってあげることが重要です。

「夏休みならでは」の体験を!

ママの仕事が忙しいと、なかなか夏休みならではの体験をさせてあげる機会がなく、「旅行やアウトドアに連れて行ってあげられない」というお悩みを抱えるご家庭も珍しくありません。

そんなときには、夏休みにさまざまな団体が主催しているキャンプや宿泊イベントなどを利用するという方法があります。

1泊のものから、4泊もするようなものまでさまざまなイベントがあり、子どもの自立や心身の成長に一役買ってくれます。

また祖父母宅が遠方という場合には、子どもだけで電車やバスで行かせるのも良いですね。

子どもにとっては夏休みの良い経験になりますし、ママはまとまった時間を確保することができて一石二鳥です。

「実家が遠過ぎて飛行機が必要になるから無理かな……」と思う方も心配はいりません。

航空会社によっては子供の一人旅支援サービスがあり、出発空港から到着空港までの移動を助けてくれますよ。

兄弟(姉妹)がいる場合には要注意

笑顔の家族

例えば高学年と低学年の兄弟がいるという場合、ついつい上の子に下の子のお世話を頼んでしまいがちになります。

確かに兄弟がいれば、留守番の寂しさは少なくなります。

しかし、上の子に大きな負担がかかっていないかどうかはよく見極めなければならないポイントです。

なかなか簡単にできることではありませんが、兄弟を抱えているママは、それぞれの子どもと1対1で話をし、彼らの意見を取り入れた時間の過ごし方を決められると良いでしょう。


学童保育が好きではないという子や、留守番はできるけど苦手という子など、子どもの性格はさまざまです。

また、学童保育は何年生まで入れるべきとか、子どもの留守番は何歳からOKといった問題に、明確な答えはありません。

親がどのような仕事の都合を抱えているかを子どもに話したり、子どもがどう過ごしたいかという意見を汲み取ったりという話し合いは必要不可欠です。

充分に話し合った上で子どもの気持ちを尊重し、方針を決めることが子どもの真の自立につながっていくでしょう。

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