選び方にはコツがある! 後悔しない転職先の見つけ方とは?

外を見つめるスーツを着た女性の後ろ姿

――仕事をする上で自分は何を大切にし、転職先の会社にどういったものを求めるのか。

あなたはすぐに答えられますか?

転職先の会社選びにおいて一番大切なのは、「その会社があなたにとって理想的な働き方ができるかどうか」ではないでしょうか。

会社選びに失敗してしまう原因の多くには、転職活動時に会社を選ぶ基準が定まっていなかったということが挙げられます。

もし入社後、思っていたのと違った!となってしまうと、転職活動を一からやり直さなければならなくなります。

また、短期間で退職したという記録が残ってしまうのも避けたいところですよね。

今回は転職活動を成功に導くための後悔しない会社選びのコツをご紹介します。

譲れない条件は何か?優先順位をはっきりさせる

転職活動を進めるにあたって、自分にとって譲れない条件(MUST条件)は何かをはっきりさせておきましょう。

MUST条件の基準は、仕事をする上でのモチベーションにつながる要素であることです。

これには給与や仕事内容のほか、会社の将来性や仕事を通して成長できるかなど人によって様々あります。

失敗しない会社選びのためには「年収は●●円以上」とか「研究や開発の仕事に携われる」など、より具体的に決めておくことが重要です。

現職の仕事からどれだけ差異が見いだせて、転職してでも手にしたいものであるのかという観点でも詰めていくべきでしょう。

MUST条件はたくさんあれば良いというわけではありません。

いくつかの条件を書き出して優先順位をつけ、その中から2~3つをMUST条件に設定すると良いでしょう。

あまり多すぎると選択肢が少なくなり、理想の会社を見つけることが難しくなってしまいます。

MUST条件を明確にするということは、極端な言い方をすれば転職への目的意識を明確にすることです。

成り行きで決めると、後々何か嫌なことがあった際にやっぱりやめとけばよかったと後悔してしまうこともあるでしょう。

しかし転職によって絶対譲れないものが得られるのであれば、他に多少の不満点があっても許容できるはずです。

社内の雰囲気を知る

入社後にギャップを感じて退職となる理由の多くに、人間関係や社内の雰囲気が合わなかったというものがあります。

人事や社長とのみ面接を行い、現場社員に会わずに入社を決めた場合などに起こりやすいようです。

そのため面接では、仕事の進め方や職場の雰囲気などを聞いておくことをおすすめします。

飲み会や社内イベントの多さなども雰囲気を知る手掛かりになります。

可能であれば配属になる職場を見学させてもらうべきです。

上司となる人の人柄、上司と社員とのやり取りなどに注目してみましょう。

職場を見て、自分がそこで働いているイメージをしてみるのも良いでしょう。

職種によっては物静かな環境が好ましい仕事もあります。食品メーカーの品質管理などは慎重な作業が求められる仕事です。

賑やかさはそぐわない仕事内容でもあるため、それに適した態度で臨むことも必要になります。

社内の雰囲気を前もって把握しておくと、就業開始後もすんなり溶け込めるでしょう。

雇用条件の詳細を確認する

研究を行う白衣を着た3人の女性

面接では具体的な雇用条件が提示されるものですが、採用担当者の話に不明な点があればしっかり確認をしましょう。

残業を例にしても、どれくらいの残業が見込まれるのか、残業代が含まれた上での給与額なのか、残業代の支払いは全額か規定があるのかなど、企業によってまちまちです。

給与についても、各種手当のあるなしによっても違ってきます。

現職で住宅手当などが支給されている場合、転職先で額面の給与が上がっても手当などを差し引いたら大して変わらなかったというケースもあります。

給与を確認する際は、単純に給与額の増減だけでなく、手当についても確認できると良いでしょう。

仕事内容の詳細な確認もしておくべきです。食品メーカーの研究・開発職であれば、最初はアシスタントから始めることもあるでしょう。

希望する仕事ができるのか、どのくらいの業務範囲を任されるのか、裁量権はどの程度あるのかなども重要なポイントです。

企業規模によって任される業務範囲は変わってきます。

会社側の雇用する意図や教育制度を良く知った上で業務に臨めるよう、しっかり確認しておきましょう。

企業規模によって任される業務の範囲も変わってきます。

希望する仕事ができるのか、どのくらいの業務範囲を任されるのか、裁量権はどの程度あるのかなども重要なポイントです。

会社側の雇用する意図や教育制度を良く知った上で業務に臨めるよう、しっかり確認しておきましょう。


転職はエネルギーがいることで、新しい職場に飛び込むことは勇気も必要とします。

転職を意味のあるものにしたいと思う気持ちは転職者の誰もが抱くものでしょう。

そのためには何に重点を置き、どのような条件で働くかということが重要になります。

転職先となる企業の情報収集や社風を感じ取る嗅覚などは持ち合わせるべきもので、そこから自分なりの答えが見出されるはずです。

選び方のコツを踏まえれば、転職先に後悔することなく充実した仕事人生を送れることでしょう。

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