「研究職」の転職は企業研究が重要! 大切な情報収集のコツ

顕微鏡を覗く白衣の女性

理想的な転職には、志望する会社の企業研究が欠かせません。

職種に限らず、しっかりと企業の情報を取り入れ、理解しておくことが必要です。

特に研究職は求人数も少なく、人気の高い職種です。

たとえ研究職から研究職への転職であったとしても、応募者は自分と同じく研究職として働いていた人が多い傾向にあるため、ハードルが下がるとは限りません。

面接などで差別化を図れるよう企業についてしっかり調べてきたことをアピールできるようにしておきましょう。

ここでは、研究職を目指す人が転職を成功させるための企業研究のコツをご紹介します。

価値観や企業理念に共感できるか

企業理念は会社の根本的な考え方や価値観を言葉にしたものです。

会社が「社会や個人に対してどういった貢献をしたいか」が示されています。

企業理念が会社の文化となり、行動や考え方などに影響してくるため、なおざりにはできません。

またこれによって開発する製品の目的や意向も変わってきます。

例えば食品業界であれば、誰に向けた食品を扱うのか、一般食品なのか健康食品なのか、その食品によって何を目指すのかなど、自身の興味や希望と企業理念が合っているかを考えてみましょう。

商品やサービスを知る

企業が取り扱っている商品やサービスなどをもう一度確認しましょう。

特に、売れ筋の商品や最近開発されたものなど、その特徴も併せて確認しておきましょう。

実際にお客さんに商品を提供している企業であれば、店舗に足を運んでみるのも良いですね。

食品であれば企業の代名詞と言えるような商品を実際に食べてみることが大切です。

時代に則ったサービス展開をしているか

パソコンで調べ物をする男性

企業が販売する商品とターゲットやニーズが、時代の流れに合っているかという視点で見ることも大切です。

また、同じ業種の企業がどのような商品やサービスを展開しているか、市場でどのようなものが流行しているかなどもチェックしましょう。

転職を考えている企業、例えば食品会社がどれくらいのペースで新商品を出しているかなども確認してみましょう。

ニュースやプレスリリースをチェックする

企業が新聞や雑誌社などの報道機関に対して発表するプレスリリースも欠かさずチェックしましょう。

新商品の発表や組織の変更などの情報だけでなく、決算から不祥事までに渡ってその企業に関する情報を得ることができます。

食品業界であれば、売り上げは消費者満足度のバロメーターとも言えます。

どういった分野で売り上げが伸びているかなどをチェックしてみましょう。

企業や商品に贈られる賞なども知っておくと、会話のキッカケになるはずですよ。

口コミ情報も仕入れる

企業の口コミ情報にも注目しましょう。

インターネットが普及した現代では、商品の感想を調べることはもう日常になりましたね。

このようにインターネットでは企業や製品においても多くの口コミ情報が流れています。

本当に良い企業なのか?それとも実はブラック企業なのか? 商品は評価されているか? などさまざまな視点から確認していきましょう。

しかし、口コミ情報は大げさな表現なども多いため、冷静に分析することが大切です。

実際のユーザーの書き込みは企業が次の商品につなげる手がかりになります。

この点を知識として面接に挑むことで、志望する企業で何をしたいかなど説得力のある自己PRをすることができます。


企業で研究職として働く場合、研究の方向性は「企業にとって利益となること」が基本です。

このため自分のやりたい研究・開発が必ずできるとは限りませんし、途中で予定変更になり着手されなくなることも考えられます。

しかし、自分が携わった研究が実を結び、世間に広まっていく様が見られるのは大きなメリットです。他には代えがたい、やりがいとなるでしょう。

希望する企業の研究をしっかりと行い、後悔のない転職活動を成功させてくださいね。

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