苦手なコミュニケーションスキルを上達させるには?

楽しそうにおしゃべりする3人の女性

求人の募集要項で良く見かける「コミュニケーションスキルがある方」という一文。

多くの企業がコミュニケーションスキルを重視していることがわかります。

コミュニケーションが苦手な就活者にとっては悩みの種ですよね。

特にコミュニケーションが得意ではないという人が多い理系の方の中には、「コミュニケーションスキルがある方」という条件が、学歴や資格以上に厳しい条件であると感じている人もいるのではないでしょうか。

ここでは、コミュニケーションが苦手な理系の方のために、コミュニケーションスキルを上達するためのポイントをご紹介します。

コミュニケーションとはプレゼンテーションではない

自分に研究分野については饒舌にしゃべれる、または順序立てて解説できる、という理系の方は大勢いると思います。

しかし勘違いしてはいけないのが、コミュニケーションはプレゼンテーションではないということ。

つまり一方通行ではダメだと言うことです。

コミュニケーションの基本は意思疎通です。また、「コミュニケーションとは空気を読むこと」と言う人もいます。

自分が知っていることを、雰囲気や相手の気持ちを無視してただ一方的にしゃべり続けることはコミュニケーションとは言えません。

相手の話を聞き、相手の顔色や声色を察し、その場の雰囲気や相手の気持ちを汲んだうえで、言葉を選びながら適切な発言をするというのがコミュニケーションです。

面接を受ける際も、事前に準備しておいたことをしゃべるだけではいけません。

面接官の質問の意図を理解し、その面接官がどんな答えを求めているかを判断して、臨機応変に返答する必要があります。

相手の話を聞こう

コミュニケーションは意思疎通ですから、スキル上達のポイントは「相手の話を聞く」ことです。

そのためには、まず相手に興味を持つことが重要になります。

自分が思ったことをしゃべり始める前に、まずは相手の話を聞くように心がけてください。

その際、ただ聞き流すだけはいけません。しっかり相手の言わんとしていることを理解しようとしましょう。

相手に関心を持ち、話を聞くようにすることで、その人の話し方や性格が少しずつわかってきます。

そうすれば自然とその場の雰囲気や相手の気持ちを汲んだ発言をすることができるようになり、円滑なコミュニケーションを取れるようになるはずです。

まずは相手の話を聞くように心がけてみましょう。

わかりやすい言葉を使おう

楽しそうにおしゃべりする2人の女性

一般的に理系の方がやってしまいがちなNG行為に、「専門用語をたくさん使う」というものがあります。

自分の研究分野の話をするのに夢中になり、一般の人にとっては馴染みのない専門性の高い化学用語や物理用語などを話の中で多用してしまうというものです。

就職面接の際であれば、相手もその分野について知っているはずだと考えがちですが、企業には部署がいろいろあり、研究を専門的におこなっている人が面接官をしているとは限りません。

複雑な話を複雑な言葉遣いでしか説明できない場合、コミュニケーションスキルがないと判断される危険があります。

言っていることが相手に伝わらなければコミュニケーションとは言えません。

その分野について疎い人でもしっかり理解できるよう、かみ砕いて話せるように練習しましょう。


コミュニケーションがしっかり取れるというのは、どんな業種においても非常に重要なスキルです。

コミュニケーションが苦手な理系の方、もちろん理系以外の方も、コミュニケーションスキル上達の参考にしてみてくださいね。

研究開発のお仕事ならRDサポート人材派遣

RDサポート人材派遣は、食品・創薬・製薬・臨床分野の研究開発職に特化した派遣会社です。理系出身のキャリアアドバイザーや担当営業があなたの転職活動を応援します。

研究開発職を希望する方の様々なライフスタイルやキャリアステージに合わせた転職サポートが強みです。派遣のお仕事を中心に、正社員紹介や複業支援を含めた長期的なキャリア提案を行っております。

現在転職を考えている方はもちろん、今のお仕事を続けていくべきか悩んでいる方、初めての転職で不安な方も、まずはRDサポートのキャリアアドバイザーに相談してみませんか。