介護食として活用することができる「ユニバーサルデザインフード」。
さまざまな種類のものがあり、食べやすさだけではなく、味や機能性にも配慮された食品です。
ここでは、介護食としても活用されるユニバーサルデザインフードとはどのような食品かご紹介します。
ユニバーサルデザインフードとは
ユニバーサルデザインフードにはユニバーサルデザインフードのロゴマークが表示されており、そのロゴマークの横に区分表示がされています。
ユニバーサルデザインフードの区分は以下の通りです。
・「容易にかめる」
かむ力の目安:硬い物や大きいものはやや食べにくい
飲み込む力の目安:普通に飲み込める
硬さの目安:ごはん、柔らかごはん、焼き魚、厚焼き玉子
・「歯ぐきでつぶせる」
かむ力の目安:硬い物や大きいものは食べにくい
飲み込む力の目安:ものによって飲み込みにくいことがある
硬さの目安:柔らかごはん、お粥、煮魚、出汁巻き卵
・「舌でつぶせる」
かむ力の目安:細かくて柔らかければ食べることができる
飲み込む力の目安:水分が飲み込みにくいことがある
硬さの目安:お粥、魚のほぐし煮、スクランブルエッグ
・「かまなくてよい」
かむ力の目安:小さな固形物でも食べにくい
飲み込む力の目安:水分が飲み込みにくい
硬さの目安:ペースト状のお粥、白身魚の裏ごし、具の入っていない柔らかめの茶わん蒸し
ユニバーサルデザインフードの「とろみ調整」
ユニバーサルデザインフードには、前項で紹介した区分の食品のほかに、加えることで食べ物や飲み物に適度なとろみをつけることができる、粉末状の添加物タイプのものがあります。
そのようなタイプのものには、ユニバーサルデザインフードのロゴマークの横に「とろみ調整」という表示がされており、食べ物や飲み物に添加しとろみをつけて、飲み込みやすくすることが可能です。
とろみの強さは添加する量によって4段階に分けることができ、必要に応じてとろみの調整をすることができます。
また、「とろみ調整」表示の下に「ゼリー状」と表示されたものであれば、食べ物や飲み物をゼリー状に固めることも可能です。
介護食としてはもちろん、普段の食事としても取り入れることができるユニバーサルデザインフード。
高齢者や要介護者と一緒にお過ごしの方は、スーパーなどでユニバーサルデザインフードを 探してみてはいかがでしょうか。
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