SNS隆盛の現代社会。個人の楽しみのための利用にとどまらず、集客、宣伝目的でSNSを利用するという企業が業界問わず増加しています。

そんな企業による利用が拡大しているSNSのひとつに挙げられるのが、インスタグラムです。

インスタグラムアカウントを作り、自社の商品やサービスを紹介している企業が多く存在します。

ここでは、インスタアンテナ（テテマーチ株式会社）が公開した、フォロワー数の多い食品業界の企業トップ3をピックアップし、それらの企業がどのようにインスタグラムを活用しているのかご紹介します。

ハーゲンダッツ ジャパン

日本国内の食品業界で、最もフォロワー数の多い企業は「ハーゲンダッツ ジャパン」でした。フォロワー数は約17万6千人。

「夏に食べるもの」というイメージのあるアイスクリームのステレオタイプを上手に壊し、春夏秋冬季節に合ったイメージの画像をアップすることで消費者の興味を引き寄せて、フォロワーを増やしました。

複数（9枚）の画像を組み合わせて1枚の画像として投稿するグリッド投稿や、簡易的な動画（GIF動画）などを駆使することで、消費者の関心を獲得しています。

サントリーウィスキー（Suntory Whisky）

フォロワー数第2位は、ウィスキーに関する投稿をする「サントリーウィスキー」です。

フォロワー数は約6万2千人。ウィスキーという中高年に人気が高い商品に関するアカウントにもかかわらず、若年層ユーザーが多いインスタグラムで多くのフォロワーを獲得しています。

サントリーウィスキーがこれほどの人気アカウントになっている理由が、美しい風景と組み合わせた画像の投稿です。

いわゆる「インスタ映え」と呼ばれるような、日本の風情ある景色と自社商品であるウィスキーとをマッチさせた画像が、独特の雰囲気やブランドの持つイメージを如実に表すという役割を持ち、フォロワー数の増加を促しています。

サントリーのウィスキーは海外からの評価も高く、投稿に添える文章を英語で書くなど、国内外に向けて情報を発信することで、人気のアカウントになりました。

Red Bull Japan

フォロワー数第3位の企業は、エナジードリンクで有名な「Red Bull Japan」。フォロワー数は約3万4千人。

こちらも、自社商品であるレッドブルだけではなく、商品と、それにマッチした食品や景色などを組み合わせた画像を投稿することで人々の注目を受けています。

美味しそうな料理とレッドブルを並べた画像であったり、アスリートがスポーツをプレイしている画像、動画であったりを投稿することで、エナジードリンクに興味があるユーザーだけではなく、スポーツや料理好きの方の関心を集めています。

インスタアンテナ（テテマーチ株式会社）が公開した、フォロワー数の多い食品業界の企業トップ3を紹介しました。

どの企業もユーザーの興味関心をそそるさまざまな手法を用いて画像や動画を投稿し、フォロワー数増加を実現しています。

インスタグラムの利用者は世界中にかなりの人数がおり、インスタグラムに画像や動画を投稿することで、かなりの訴求効果が見込まれます。

今後も企業がどのようにインスタグラムを活用しているのか注目していきましょう。

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