失業保険を受け取るための手続きとは?

失業保険を受け取るための手続きはどのようなもの?

転職活動をするために働いている会社を退職した場合、次の職場が決まるまでは失職していることになります。

当然収入はなくなり、その期間は貯金を切り崩したり、失業保険の給付金を受け取ったりして生活をしていかなくてはなりません。

失業保険の給付金を受け取るためには、ハローワークに行って手続きをする必要があります。

ここでは、失業保険の給付を受け取るためにしなくてはならない手続きの方法などについてご紹介します。

失業保険給付金を受給するための条件

失業保険給付金は、ハローワークで手続きをすれば誰でももらえるようになるわけではありません。

受給するためには条件がありますので、手続き方法を知る前に確認しておきましょう。

【受給条件】

  • 本人に就職する意思や能力がある(病気や妊娠、病人の介護など、すぐに働ける状況にない場合は受給できません)
  • 求職活動をしている
  • 離職日前2年間に、雇用保険の被保険者期間が12か月以上ある

基本的に転職のために会社を辞めた場合は、本人に働く意思や能力があるので問題ありません。

ただし「就職が内定したが、就職するまでに期間がある」といった場合は、就業状態とみなされ失業保険給付金は受給できませんので注意しましょう。

失業保険給付金の受給のための手続き

失業保険給付金の受給のための手続きは、ハローワークで行います。手続きには以下のものが必要になりますので、必ず用意してください。

  • 雇用保険被保険者離職票(1)
  • 雇用保険被保険者離職票(2)
  • 印鑑
  • 写真2枚(縦3センチ×横2.5センチ)
  • 普通預金通帳
  • マイナンバー確認証明書(マイナンバーカード、通知カード、住民票など)
  • 本人確認ができるもの(運転免許証など)

上記のものを用意してハローワークに行き、最初の手続きをします。

ただし、ハローワークで行うのは失業保険給付金の受給申請ではなく、求職の申し込みです。これによって受給条件である「求職活動をしている」という状態になれます。

求職申込書に就職先の希望条件や経歴などを記入し、雇用保険被保険者離職票と一緒に窓口に提出します。窓口で離職理由など、いくつかの質問を受け、問題がなければ申込書が受理され最初の手続きは終了です。

その後、1~3週間後に「雇用保険受給説明会」が行われます。失業保険を受給するためには必ず出席しなければいけません。

この説明会では、失業保険の仕組みが2時間に渡り説明されます。そこで「求職活動計画書」が交付されるので、その後はその計画書に沿って求職活動をします。これにより、最初の失業保険給付金の支給が行われるのです。

その後は失業期間に応じて、4週間に1度、失業中であることを確認するための書類申請と面談が行われます。その面談で失業中と認定されることで、その都度、失業保険金が支給されるのです。

会社都合退職になるケース

失業保険の給付期間や最大給付額などは、退職するときの理由(自己都合退職か会社都合退職か)によって異なります。

給付開始の時期なども大きく変わるものですが、転職のために会社を辞めたのであれば基本的に自己都合退職になりますので、それほど気にすることではないかもしれません。

失業保険の保険料は転職活動する人にとっての命綱になることもあります。手続きの方法をしっかり覚えておいて、きちんと受給できるようにしましょう。

研究開発のお仕事ならRDサポート人材派遣

RDサポート人材派遣は、食品・創薬・製薬・臨床分野の研究開発職に特化した派遣会社です。理系出身のキャリアアドバイザーや担当営業があなたの転職活動を応援します。

研究開発職を希望する方の様々なライフスタイルやキャリアステージに合わせた転職サポートが強みです。派遣のお仕事を中心に、正社員紹介や複業支援を含めた長期的なキャリア提案を行っております。

現在転職を考えている方はもちろん、今のお仕事を続けていくべきか悩んでいる方、初めての転職で不安な方も、まずはRDサポートのキャリアアドバイザーに相談してみませんか。