休憩時間などに紅茶を飲んでリフレッシュするという方も多いのではないでしょうか。

茶葉から作られる紅茶には、ウーロン茶や緑茶のように、さまざまな健康効果があります。

紅茶に含まれる成分によるものですが、紅茶にはいったいどのような効能があるのでしょうか。

ここでは、紅茶の持つさまざまな効能についてご紹介します。

運動前に飲むことでダイエット効果がある

紅茶にはコーヒーと同様にカフェインという成分が含まれています。カフェインは脂肪の分解を促す効果があると言われており、ダイエットにつながる成分であると言われています。

しかし、ただ紅茶を飲むだけではダイエットにはつながりません。紅茶を飲んだ後に運動することで、カフェインによる脂肪分解効果を最大限活かせるようになります。紅茶でダイエットをしたいのなら、運動前に飲む習慣を身に着けましょう。

その際は、砂糖やクリームなどを入れず、ストレートで飲むことをおすすめします（余分なカロリー摂取を避けるため）。

虫歯予防になる

虫歯予防のための歯みがき粉には、フッ素と言う成分が多く含まれています。つまり、フッ素が虫歯予防になるということです。

紅茶には、このフッ素が含まれています。フッ素には歯の再石灰化を促し、歯を丈夫にしてくれるという効果があります。紅茶を飲むことで、そのフッ素の効果を得ることができるようになるのです。

しかし、これはあくまで予防レベルの話です。紅茶を飲めば虫歯にならないというわけではありませんので、紅茶を飲む習慣があるとしても、歯みがきはしっかり行うようにしましょう。

目の疲れがとれやすくなる

現代人は毎日のようにパソコンやスマホの画面を見て過ごします。そのため目が非常に疲れやすくなっていますが、紅茶には、目の疲れなどを癒す効果がると言われています。

疲れ目にきく成分がカテキンやビタミン類です。紅茶を飲むことでも多少は得られるものですが、より効果的にするには、使用済みティーバッグを冷水や冷蔵庫などで冷やしてから、水気を絞ったうえでまぶたに載せることです。

目が休まり、爽快感も得られますのでリラックス効果を得ることができます。

アロマの効果がある

匂いで癒し効果を得る「アロマテラピー」の人気が高いですが、紅茶にもアロマの効果があると言われています。

紅茶にはアミノ酸の一種で「テアニン」という物質が含まれています。テアニンに脳にα波を送る効果があり、癒し効果があると言われているのです。

また、紅茶そのものが持つ独特の香が、神経を鎮めてリラックスさせてくれます。テアニンと香の相乗効果により、アロマテラピーのような効果を得られるのです。

ちなみに、紅茶は周囲のニオイを吸収する効果があり、部屋の中のイヤなニオイを消してくれる消臭効果があるとも言われています。

紅茶の香にも、さまざまな嬉しい効果があると言えますね。

ほかにも紅茶には殺菌効果などがあると言われており、風邪予防などにも効果的であるとされています。

ただ、紅茶に含まれているカフェインには中毒作用もありますので、あまり飲みすぎては依存症になってしまうことがあるので注意が必要です。

1日3杯が最も紅茶の効果を得やすいと言われていますので、参考にしてみてください。

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