面接で短所を聞かれる理由と答え方のポイント

面接で短所を聞かれる理由と答え方のポイント

面接で聞かれる質問の定番のひとつに「あなたの長所と短所は何ですか?」というものがあります。いたってシンプルな質問ですが、長所や短所はしっかり自分を客観的に見られていないと答えられません。

長所は「良いところ」を伝えることになるのでそれほど問題にならないことが多いかもしれませんが、「悪いところ」を伝える短所は、伝え方を誤れば自分自身の評価が低くなってしまうことがありますので注意が必要です。

そこで今回は、面接で短所について聞かれる理由、その際に答えるポイントや注意点をご紹介します。

面接官が短所から知りたいこと

短所を聞くことで、面接官が知りたいのはあなたの「悪いところ」ではありません。短所を補い、克服するために、どのように向き合い、どう行動したのかを知りたがっています。

「短所を受け入れ、その点の解決に向けてどのような努力をしているか」という点を伝えるようにしましょう。

また、短所をしっかりと伝えられるというのは、「自己分析がきちんとできている」という証にもなります。

自分のことを客観的に見て、しっかり自己分析ができていることを伝えるためにも、短所について事前に把握しまとめておくようにしましょう。

短所を聞かれたときのポイント

1.短所を伝えるだけで終わらない

短所を聞かれたからと言って、短所だけを伝えるのではいけません。

「協調性がない」という短所があるからといって「短所は協調性がないところです」と伝えるだけでは、「ただの協調性がない人」という印象になりかねないからです。

できれば短所を別の言葉に置き換え、「短所は自分の意見を通そうとしてしまうところです。しっかりと相手の意見も聞き、そのうえで自分の意見を伝えるようにしたいと思います」というように、対処法も交えて伝えると、マイナスのイメージがプラスのイメージに変換されやすくなるでしょう。

2.過去のエピソードを伝え、改善する意欲があることを伝える

短所の改善する意欲があることを見せる方法に、過去のエピソードを紹介するというのがあります。

「過去に短所によってこのような出来事が起こりました。そのときには自分がこうすることができずトラブルになってしまったので、今後はこのときの経験を踏まえて、改善していこうと思います」というように説明することで、短所を克服しようとする成長意欲が感じられ、より言葉に説得力が増すでしょう。

短所を聞かれたときの注意点

悪い印象をあたえなくないからと「短所はありません」と答えたくなる人もいると思います。

しかし短所がまったくない人はいないはずです。上述した通り、面接官は短所を聞いた上で、その短所をどう改善しようと考えているのかをみているのです。

面接官に「短所がない」と言い切ってしまうと、「自分の性格を客観視できていない」「誠実さが感じられない」などといった印象を与えてしまうことがありますので、「短所はありません」という答えは避けるようにしましょう。

面接で短所を聞かれる理由と答え方のポイント

短所の有無に関する質問は、ただ自分の欠点を伝えればいいだけのものではありません。自分自身を客観的に見て、問題を解決するための対策を講じているか、またはその姿勢があるかを見ています。

自分自身の短所を見極め、聞かれても困らないように、パターンをいくつか用意しておくようにしましょう。

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