目次
「緑茶を飲むと体にいい」とよくいわれますが、緑茶には一体どのような健康効果があるのでしょうか?
体にいいといわれる成分は、緑茶に含まれるポリフェノールの「カテキン」です。
カテキンには身体の老化を防いだりコレステロールを減らしたりというさまざまな働きがあります。
この記事では、カテキンの効能や、効率よく摂取するための方法についてご紹介いたします。
カテキンの効果1:殺菌作用
カテキンには体内に入った有害な菌を退治する作用があるといわれます。
実際、1万個のO157の菌が入った液体に0.9ccの緑茶を入れたところ、5時間で殺菌されたという研究結果もあるほどです。
細菌の繁殖がおさえられれば、風邪や食中毒などにもかかりにくくなります。
カテキンの効果2:抗酸化作用
カテキンは、体内に発生した活性酸素を減らす抗酸化作用も高いといわれます。
抗酸化力を持つ緑茶には、がんや脳卒中などの深刻な病の予防を期待できるパワーもあるといわれているので、ぜひ飲み続けてみましょう。
カテキンの効果3:虫歯予防
カテキンの殺菌効果は、虫歯の原因となるミュータンス菌にも作用します。緑茶を毎日飲むようにすれば虫歯の原因菌の増殖をおさえることができるのです。
さらに、緑茶に含まれるタンニンやフッ素も、虫歯予防に一役買ってくれます。
カテキンの効果4:コレステロールを下げる
カテキンにはコレステロールの吸収をおさえ排出を促す働きもあるといいます。
特に、カテキンは悪玉コレステロールのみを低下させ、善玉コレステロールには影響しないのだそう。
悪玉コレステロールをへらすことができれば、動脈硬化を予防することができます。
カテキンの主要成分と、得られる効果
緑茶に含まれるカテキンの約半分は、エピガロカテキンガレートと呼ばれる成分です。
エピガロカテキンガレートには抗酸化作用があり、摂取すれば体内の活性酸素を減らしてくれるといわれています。
老化を防いで若々しく過ごしたいという方は、緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートを効率よく摂取したいですね。
緑茶に2番目に多く含まれるエピガロカテキンにも、免疫機能を高めてくれる効果が期待できます。
エピガロカテキンは体内に入ると細菌などを退治してくれるマクロファージを活性化させてくれるため、免疫機能が高まりやすくなるのです。
カテキンの効能を効率よく摂取するには?
緑茶に多く含まれるエピガロカテキンガレートは、温度が80度くらいの緑茶から多く抽出されます。
温かい緑茶を毎日飲む習慣をつければ、効率よくエピガロカテキンガレートの効能を得ることができます。温かい緑茶をできれば毎日飲むよう心がけ、心身の健康をキープしましょう。
逆に、エピガロカテキンは10度以下の冷たい緑茶から多く抽出されます。カテキンがもつ免疫機能を引き出したいときには、水出しの緑茶を飲むようにするのがおすすめです。
緑茶には、体の不調を防いで健康を守ってくれるうれしい働きがあります。
緑茶は美味しく、飲み続けやすいのもうれしいですね。
食後に温かい緑茶を、運動後やお風呂上がりに冷たい緑茶を飲むようにすれば、2つのカテキンの効果を取り入れることができますよ。
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