転職を機に引っ越すのなら知っておきたい賃貸契約の初期費用

転職を機に引っ越すのなら知っておきたい賃貸契約の初期費用

それまで実家暮らしをしていたという方の中には、転職を機にひとり暮らしを始めようと考える方も多いと思います。

また、職場が変わるので、今住んでいるアパートを引き払って新天地に引っ越そうと考えている方も多いでしょう。

転職を機に引っ越しを検討している方が知っておかなくてはならないものが、賃貸契約でかかる初期費用です。賃貸契約にかかる初期費用は、想像以上に高額になることがあります。

いざ引っ越そうとしたときに「初期費用が支払えない!」ということにならないよう、だいたいどのくらいの費用が必要なのか、前々からしっかり把握して準備しておきましょう。

ここでは、賃貸契約の初期費用の相場がだいたいどのくらいなのかご紹介します。

初期費用の内訳

まずは賃貸契約時にかかる初期費用には、どのようなものが含まれているのか、その内訳を見ていきましょう。

・敷金

退去時の原状回復に必要な費用を入居時に支払います。原状回復に使った分が差し引かれ、退去時に返還されます。敷金の相場は、だいたい家賃の1~2か月分です。

・礼金

部屋のオーナーである大家さんに対し、部屋に住まわせてもらうお礼の意味を込めて支払います。退去時に返還はされません。

礼金の相場は、だいたい1~2か月ですが、最近では礼金0の物件も増えています。

・前家賃

入居する月の家賃を前もって支払うのが前家賃です。

3月に契約し、4月から入居する場合、4月分の家賃を3月に支払うことになります。月の途中で入居する場合は日割り計算された費用を支払います。

・鍵交換代金

鍵の交換にかかる費用です。1~2万円が相場です。

・仲介手数料

物件を紹介してくれた不動産会社に支払う費用が、仲介手数料です。相場は家賃の0.5~1か月分(+消費税)です。

・火災保険料

火災や水漏れトラブルに備えて加入する保険です。加入は必須で、ひとり暮らしであれば、1.5万円が相場になります。

・家賃保証会社に支払う保証料

家賃保証会社を利用する場合にかかります。家賃が払えなくなったときの備えになる保険です。

連帯保証人がいれば不要なケースもありますが、最近は加入が必須になっていることが多いです。家賃(共益費込み)の半月分が、だいたいの相場になります。

初期費用の例

では、実際にどのくらいの初期費用が必要になるか、例を見ていきましょう。

【家賃6万5000円の物件を月始めから借りる場合】

敷金(1か月) 6万5000円

礼金(1か月) 6万5000円

前家賃(1か月) 6万5000円

鍵交換台 1万5000円

仲介手数料(1か月) 6万5000円

火災保険料 1万5000円

家賃保証会社に支払う保証料 2万2500円

合計=31万2500円

家賃6万5000円の物件を借りるために必要な初期費用は、31万2500円です。

もちろん同じ家賃でも敷金や礼金などの違いで合計金額が変わりますが、ひとり暮らしの物件を借りるときは、だいたい30万円前後かかるものと認識しておくといいでしょう。

初期費用の内訳

ひとり暮らしを始めるのであれば、このほかに引っ越し代や、家電、家財道具などの購入費用がかかってきます。

ひとり暮らしのスタートアップは、賃貸契約の初期費用とそれらを合わせて、だいたい40~50万円かかると考えておきましょう。

不動産屋の中には、初期費用を分割できたり、交渉次第で礼金を0にしてくれたりする会社もあります。初期費用を抑えたい方は物件探しの際に不動産会社の方に相談してみてください。

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