時短勤務でも転職はできる! 時短で正社員を目指すときのポイント

時短勤務でも転職はできる! 時短で正社員を目指すときのポイント

「正社員として働きたいけれど、家庭の事情でできれば時短勤務を希望したい」という方は少なくないと思います。

一般的に時短勤務で転職するのは難しいといわれていますが、条件の合う会社で働くのが絶対に不可能というわけではありません。

ここでは、時短勤務で正社員転職をするときに覚えておきたいポイントについてご紹介いたします。

時短勤務で転職することは可能なの?

「育児との両立をしたい」「家族の介護がある」といった事情で時短勤務を希望する方が増えています。また「ライフワークバランスを重視したい」という理由から時短勤務のできる転職先を探している方もいることでしょう。

時短勤務という働き方は、他の従業員よりも勤務時間が短いということに他なりません。会社側はフルタイムで働ける人を募集していることがほとんどなので、時短勤務で転職するのは難しいのが現状です。

求人の条件に「時短勤務OK」と記載している企業でも、フルタイム希望の人と時短勤務希望の人からの応募があった場合、フルタイム希望の人を採用する可能性は高いもの。時短勤務をしたい場合には、短い時間の中でも十分な成果を出していけるだけの強みが必要といえるでしょう。

時短勤務の転職を成功させるためのコツ

多くの会社で「入社後1年を経過していない労働者は時短勤務ができない」というルールが設けられています。そのため、こういったルールがある会社で、入社後すぐに時短勤務をするのは、かなり難しいといえます。

とはいえ、正社員として入社後すぐに時短勤務ができる会社がない、というわけではありません。本気で転職を成功させたいのなら、粘り強く転職活動を続けていくことが大切です。

中途採用をする会社は、即戦力を求めています。例えばあなたが特別なスキルや経験、資格を持っており、企業にとって「ぜひ来てほしい」と思える人材ならば、時短勤務という難しい条件での転職も叶えることができるでしょう。

面接時には、他の応募者に負けないスキルや熱意をアピールしてみましょう。

時短勤務の希望はどう伝えるべき?

時短勤務可と記載がある求人に応募をするときは、HPの問い合わせページや電話などで事前に時短勤務について確認をしておくと安心です。

このとき「○時までしか働けません!」と強く言い切ると「働くことに消極的なのかな?」と思われてしまう可能性もあります。話を円滑にすすめるためにも、「できれば時短勤務をしたいのですが」と柔らかく伝えるようにしてみましょう。

面接では、「働ける時間が短くなる分、仕事でパフォーマンスを発揮したい」と熱意をアピールすることも重要なポイントです。また「家族や自治体のサポートなどが得られれば、時間外も働ける」という点を伝えるのもよいでしょう。

時短勤務の希望はどう伝えるべき?

時短勤務OKとしている企業は少しずつ増えているとはいえ、現状ではまだまだ転職が難しいと言わざるを得ません。時短勤務での転職を成功させるためには、短い時間でも十分な成果を出せることをアピールすることが大切です。

正社員として時短勤務の仕事を探すのが難しい場合には、派遣やパートといった働き方も検討してみましょう。

例えば紹介予定派遣での就業では、最長半年間の派遣就業の後、派遣スタッフと企業間の同意の上、正社員や契約社員などの直接雇用へと雇用切替が行われます。

また、紹介予定派遣などの期間制限を設けていない場合でも、派遣やパートで一定期間働いた後に正社員になれる制度を設けている職場もあります。こういった企業に応募するなど、工夫しながら転職活動を進めていきましょう。

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