製薬会社に転職するにあたって持っていると有利になる資格とは?

製薬会社に転職するにあたって持っていると有利になる資格とは?

製薬会社で即戦力として活躍するためには、研究開発や営業といった仕事をする上で有利になるような資格を得ておくことが大切です。

特別な資格を持っていなくても、製薬会社で活躍していくことはもちろん可能です。しかし資格があれば就業後にスキルを活用し、周囲の社員に差をつけて働くことができます。

今回は、製薬会社で働く上で、持っていると有利になる資格をご紹介いたします。

製薬会社の研究開発職として働く場合の資格

製薬会社での仕事に対し「薬剤師の資格が必要なのでは?」というイメージをもつ方もいるかもしれません。しかし、製薬会社では薬剤師としての業務をおこなうわけではないので、薬剤師の資格がなくても問題はありません。

とはいえ、製薬会社の研究開発職に就くのに、医学や薬学の知識があったほうが有利というのは事実です。

医学部や薬学部のほか、理学部や農学部で医薬品に関する専門的な知識を身につけておくと重宝されるでしょう。

製薬会社の研究職として就業する場合、担当する業務は企業によって異なります。

例えば、有機成分の合成をするために大量の有機製剤を使ったり、高圧下で反応を行ったりすることがあります。

こういった場合には危険物取扱者(甲種)や高圧ガス取扱者の資格があったほうがよいでしょう。

製薬会社の営業職として働く場合の資格

製薬会社の営業職として活躍するためには、MR認定試験の合格は必須といえます。

製薬会社に入社後は、MR認定の教育研修施設で300時間以上の基礎教育講座を受けることになります。またほとんどの製薬会社では、導入教育を修了した上でMR認定試験を受けるよう指示されます。

MR認定試験は厚生労働省認可の公益財団法人であるMR認定センターが実施しているもので、合格すればMR認定証を取得できるのです。MR認定証を持っていれば、営業先の医師や薬剤師からより厚い信頼を得ることができます。

資格がなくても営業の仕事はできるのですが、製薬会社の営業職として働く方のほとんどはMRの資格を持っているため、資格がないと活躍が難しくなります。

製薬会社で役立つ資格やスキルはさまざま

製薬会社に就職したのち、特許に関わる業務をおこなう知的財産部に配属されることがあるかもしれません。

知的財産部では主に特許に関する業務を担当するため、弁理士の資格があれば有利になります。資格だけでなく、法律に関する知識や特許庁への対応、契約交渉といった業務の実務経験も製薬会社での仕事に役立ちます。

製薬会社で働いていくためには英語力も必須です。

海外の文献を読んで研究開発に反映させたり、試験結果を英語で書いたりという仕事を担当することは多いもの。また、国内だけでなく海外で薬品の取引をすることもあるため、英語をスマートに操れるようにしておきたいですね。

具体的には、TOEIC730点以上の英語力があれば採用される可能性も高まります。

時短勤務の希望はどう伝えるべき?

製薬会社に転職すると、薬の研究開発や営業に関わる専門性の高い仕事を担当することになります。

仕事に役立つ資格やスキルを持っていれば転職活動が有利になりますし、採用されたあとにも即戦力として活躍できるはずです。

製薬会社に転職したい方は、ぜひ資格取得を目指して学習を進めてみましょう。

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