転職するにあたって知っておきたい! 退職時にもらえるお金について

退職するときに受給できるお金にはどのようなものがあるのでしょうか?

転職活動をする場合、次の仕事が決まって初めての給与をもらうまでの間の収入がほとんど無くなることも考えられます。

転職活動中に安心して生活するためにも、失業中にもらえるお金についてきちんと知っておきたいですね。

そこでこの記事では、仕事を退職したときにもらえるお金について解説いたします。

退職時にもらえるお金1:退職金

退職時にもらえるお金といえば、やはり退職金を思い浮かべる方が多いと思います。退職金は、退職手当または退職慰労金とも呼ばれるお金です。

ただし、退職金制度を導入していない企業の場合には退職金を受け取ることができません。また、退職金の条件を「勤続○年以上」と定めている企業の場合、条件に満たなければ退職金は出ないということになります。

退職にあたっては、退職金の有無や条件をチェックしておくのがおすすめです。

退職時にもらえるお金2:雇用保険の失業給付

退職後には雇用保険の失業給付を受けられるよう手続きをしましょう。

雇用保険の失業給付というのはいわゆる失業保険のことで「離職日の以前2年間に被保険者期間が12ヶ月以上ある」など労働時間や雇用契約の期間の条件を満たしていれば受け取ることができるお金です。

失業給付はハローワークで手続きをしなければ受け取ることができません。ハローワークに離職票と本人確認書類、印鑑、写真、預金通帳を持参して手続きをしましょう。

退職時にもらえるお金3:技能習得手当

失業手当をもらいながら公共職業訓練を受ける場合には、技能習得手当というお金を受け取れます。

技能習得手当は、職業訓練を無料で受けながら受講手当と交通費を受け取れるという制度です。職業訓練を受けるために寄宿する場合には、寄宿手当を受け取ることもできます。

医療事務や介護、プログラミングや簿記、機械関連などの職業訓練を受けてスキルアップしようと考えている場合には必ずチェックしておきたい制度です。

退職時にはほかにもさまざまな制度を利用できる

退職時に受け取れるお金にはほかにもさまざまなものがあるので、条件が合うかを確認するのがおすすめです。

負傷などのために働けない場合には傷病手当が受け取れる可能性があります。

また、人によっては短期雇用特例被保険者のための特例一時金や、日雇い労働者のための日雇労働求職者給付金といった制度も利用できるかもしれません。

失業給付受給中に転職が決まった場合には再就職手当や就業手当を受け取れることがあります。

退職時に出ていくお金もチェックしておこう

退職時には支払うお金が必要になるという点にも気をつけておきたいもの。

これまで会社が支払っていた保険などは、失業中は自分で支払う必要があります。

国民健康保険料や国民年金保険料、住民税といったお金は意外と高額なので要注意。失業中にはこういった支払いの減免申請ができるので、手続きをしておきましょう。

転職するにあたって知っておきたい! 退職時にもらえるお金について

退職時にもらえるお金の種類は色々あります。

ただし、条件が合致しなければこういったお金を受け取ることはできないので、退職に合わせて制度の内容を詳しくチェックしておきたいですね。

ご紹介したさまざまな制度を上手に利用すれば、転職を成功させるまでの期間も安心して生活することができますよ。

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