面接後にお礼状を書くべきかどうか、悩みますよね。お礼状の有無で選考結果に影響が出るのか、気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、転職面接後にお礼状を送るべきかどうかについてご紹介していきます。
あわせてお礼状の書き方も詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
面接後にお礼状の送付は必須か?
面接後のお礼状は、特に送る必要はありません。
基本的に、お礼状が送付されていないからといって不採用になったり、選考が有利になったりする可能性は低いでしょう。
お礼状を送付する目的は、あくまで面接に対するお礼です。自分のために面接の時間を割いてくれた企業に対して、お礼を言うのは当然のことでもあります。
また、改めて入社したいという熱意を伝えることができる良い機会です。
もし、お礼状を送付しようかどうか迷っているならば、採用された場合の印象を良くするためにも、送付したほうが良いでしょう。
面接後のお礼状の書き方
お礼状は、企業名・部署名・面接担当者名から書きます。ビジネス上の手紙では、文書を書き始める前に頭語である「拝啓」から始め、結語の「敬具」で結ぶのが一般的です。
次に、時候の挨拶である「貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます」といった言葉で始め、主文を続けます。
主文では、面接のために時間を作ってもらえたことに対する感謝と面接で感じたこと、入社したいという熱意の強さをアピールしましょう。
ただし、あまりにも長い内容だと伝えたいことが伝わらない可能性もあります。そのため、3分ほどで読めるような長さにし、簡潔にまとめることを心がけましょう。
主文を書き終えたら「末筆ながら、貴社の益々のご発展を心から祈願いたします」のように、結びの挨拶で企業の繁栄や発展を祈ります。
最後に結語で結び、日付と差出人の名前を書いて完成です。
面接後のお礼状の送り方について
お礼状の送付を手紙にするかメールにするか迷う人も多いでしょう。特に決まりはないため、どちらの方法でも問題ありません。
しかし、金融メーカーや銀行など堅いイメージのある企業や担当者が年配の場合、手紙の方が好まれる傾向にあります。
メールの場合、手軽な印象があるためか、心がこもっていないと感じる人も中にはいるようです。
一方で外資系企業やベンチャー企業などは、効率を重視するケースが多いためメールが良いでしょう。
お礼状の送り方は、応募先の企業に合わせて選ぶことが大切です。
手紙でもメールでも、お礼状は面接後すぐ送付するようにしましょう。面接後時間が経ってしまうと面接担当者の中で印象が薄れてしまいます。
面接後のお礼状は、必ず書かなければならないというものではありません。
しかし、お礼状を出すことで感謝と熱意が伝わるため、マイナスにはならないでしょう。もしお礼状の送付を迷っている場合は、ぜひ送付してください。
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