仕事を探すときには、「どんな仕事がやりたいか」を明確にすることが大切です。しかし中には「自分がやりたい仕事って何だろう……」と悩んでしまう方も少なくありません。

ここでは、自分が本当にやりたい仕事の見つけ方をご紹介します。

どんな仕事がやりたいか分からない！　その原因は？

「自分がやりたい仕事を選ぶ」というのは、仕事探しの際に特に優先すべきことです。しかし仕事を探している方の中には、「自分が何をやりたいのか分からない」という方も案外多いのです。

こういった考えに至る原因としては、以下のようなものが挙げられます。

①仕事における「やりがい」が分からない

人は何かに生きがいを感じられると、活き活きと人生を送れるようになれます。

仕事においても同じことで、「仕事でどんな瞬間にやりがいを持てるのか」が分かっていないと、自分がやりたい仕事を見つけにくくなります。

②自分の“強み”が分かっていない

自分の「得意分野」が分からないままでは、自分の強みを活かした仕事に就くのも難しいでしょう。

また、「自分には大したスキルもないし、得意なこともない」と消極的になると、やりたい仕事があっても無意識のうちに「無理だ」と感じるようになってしまいます。

➂職業に関する知識が少ない

そもそも知っている職業の総数が少ない場合、「何がやりたい仕事なのか」が判別しにくくなります。さらに、職業自体を知っていても業務内容が分からなければ、興味を持ちにくくなるでしょう。

やりたい仕事の具体的な見つけ方

やりたい仕事を見つけるには、さまざまな視点から自分を振り返ってみることがポイントです。

次の5つの方法を試してみて、自分がやりたい仕事とは何かを突き詰めてみましょう。

「仕事でやりがいを感じる瞬間」を思い浮かべる

やりたい仕事を見つけやすくするには、「自分は働いているとき、どのような瞬間にやりがいを感じるか」をはっきりさせましょう。

「開発した商品が大ヒットしたとき」「成分分析をしているとき」など、何でもかまいません。今までの経験から紐解いていけば、自分がどのような仕事に適性があるのかが分かってきます。

自分のスキルや強みを書き出してみる

自分の強みが分かっている人は、やりたい仕事を明確にしやすくなります。持っている資格や得意なこと、人の役に立って感謝されたことなどを、思いつくままに書き出してみましょう。

「やりたくないこと」を挙げてみる

過去に働いたときに「もうやりたくない」と感じた仕事があるなら、どうしてやりたくないと思ったのかを分析してみましょう。次からは「やりたくないこと」と反対の仕事を選べばいいのです。

自分が優先させたいことを整理する

仕事や人生において優先させたいことは、人それぞれです。バリバリ仕事をこなしてたくさんの収入を得たい人と、プライベートを重視させたい人では働き方も変わってくるはず。自分が何を優先させたいのか、それにぴったりマッチする働き方は何なのかを整理してみましょう。

やりたい仕事を見つけるには、自分を見つめ直そう

やりたい仕事が分からない方は、自分を見つめ直して「やりがいを持てること」「強み」「今後の目標」を明確にすることが大切です。

また、職業について知りたい方は、ネットで検索したり、派遣コーディネーターに相談したりするのもよい方法です。自分が「やりたい！」と思える仕事が見つかるまで、とことん探してみましょう。

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