増加する介護離職! 介護しながら働くのなら「派遣」がおすすめ

親の介護が必要となったときに悩ましいのは、仕事を続けるべきかいう点です。近年、家族の介護のためにやむなく離職するという方が増えています。超高齢化社会と呼ばれる現代では、要介護者の数も増加の一途をたどっています。

しかし、離職してしまうと収入が途絶え困窮する可能性もあるので、できれば仕事は続けていきたいものですよね。

介護をしながら働くのなら、派遣に切り替えるのも1つの方法です。今回は、介護と仕事の両立の方法について詳しく解説いたします。

介護離職をする人は年々増えている

親や近親者の介護という問題は突然起こります。考えるべきことが多く忙しい中、余裕がなくなり仕事を辞めてしまう人もいるものです。

身近な人の介護に専念するために離職することを、介護離職と呼びます。総務省の「平成24年就業構造基本調査」によると、介護や看護のために退職した介護離職者は過去5年間で50万人近くにも及びました。介護離職をした人の約8割が女性であったというのも特徴的な結果といえます。

介護離職しないほうがいい理由とは?

介護が必要となったときには、心身の安定のためにもできれば仕事はやめないほうがよいでしょう。

もちろん、介護と仕事の両立は大変ですが、収入がなくなると生活が立ちゆかなくなることも。社会とのつながりが断たれ、強い孤立感を感じるケースも多いといいます。また、一度介護離職をすると再就職が難しいという問題もあります。

介護離職をする前にやるべきこととは?

家族の介護を1人で続けていくのは肉体的、心理的な負担が大きいもの。子育てとは違い先が見えないため、介護疲れから介護うつになる方もいるものです。もしも介護が必要となったときには、まず地域包括支援センターに相談するとよいでしょう。

地域包括支援センターには介護に関する専門知識をもつ社会福祉士やケアマネージャー、保健師などが在籍しており、介護保険などのサービスについて詳しく説明してくれます。仕事と介護の両立のためのケアプランを立ててもらうこともできます。

中には、仕事をしている人向けのサポートもあります。たとえば、介護休業を始める前に2年以上働いた人が介護休業を取得するときには、介護給付金が支給されます。

派遣という働き方も視野に入れてみよう

介護と仕事を両立していくのなら、派遣という働き方を選択するのが有効です。

派遣の仕事は勤務時間や曜日の融通がききやすいもの。週2~4日、1日5~6時間といった短時間勤務ができる職場もたくさんあります。また、派遣の仕事はアルバイトやパートよりも高時給なのが嬉しいですね。

地域や職種によって違いはありますが、たとえば関東の一般事務の平均時給は1500円~1600円となっています。時給の高い仕事をすれば、効率的に収入を得られます。

介護と仕事の両立のための転職活動では、家で介護をしていることを必ず伝えましょう。現状をきちんと伝えておけば、介護に理解のある会社での仕事を紹介してもらえる可能性が高まります。

近年では介護離職を防ぐため、国の制度も整えられつつあります。専門家に相談し、介護サービスを上手に活用すれば、離職せずに仕事を続けていくことは十分可能です。

介護と仕事の両立を考えるのなら、派遣の仕事に転職するのもおすすめです。さまざまな働き方を検討し、最適な道を探してみてくださいね。

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