派遣社員でも長期休暇は取れる? その際の注意点は?

派遣社員は、派遣先の希望に応じた曜日や時間帯に働くスタイルが基本です。

しかし、もし勤務期間中に私的な用事や体調不良、出産育児などの理由で長期休暇をもらいたくなった場合はどうすればよいのでしょうか?

ここでは派遣社員が長期休暇を取る方法や、注意点をご紹介します。

派遣社員は長期休暇を取れる?

派遣先にGW・お盆休み・年末年始などの長期にわたる社休日があり、それが派遣社員にも適用されている場合は、そのまま休むことができます。

それだけでは足りない場合や社休日以外で長期休暇を取りたい場合は、年次有給休暇を使って休むか、無給で休むことになります。

有給休暇・通常の休み(無給)

有給休暇を使わずに休んだ場合は、当然無給です。これは休んだ分だけ給与も減ってしまうのがネックです。

特に病気やケガで長期入院する場合は、収入ダウンにつながりやすくなります。有給の日数が残っている方は派遣会社や派遣先に優先的に有給を使わせてもらえるように相談し、収入への影響を減らしましょう。

ただし、有給休暇は勤続年数に応じて付与されるため、勤続年数が少ない方は有給休暇が取れないことも。

また、有給のあるなしにかかわらず、休暇をもらう場合は派遣会社と派遣先企業の両方に確認・申請をする必要があります。いきなり休みたいと申し出ても受理されない、もしくは別の時期にずらしてほしいといわれる可能性が高いので注意しましょう。

出産育児等の長期休暇を取るには?

出産や育児での長期休暇(産前・産後休業、育児休業)は、派遣会社が定める取得条件を満たしている場合に取ることができます。

産前は本人が希望した場合に6週間、多胎妊娠の場合は14週間取得でき、産後は8週間の休暇を取得可能です。

育児休業は子が満1歳になる日まで取得でき、保育所に入れなかった場合などには申し出をすることで1歳6ヵ月、もしくは2歳まで延長可能です。

派遣社員が長期休暇を取る際の注意点

長期休暇を取る際には、いくつか気をつけておきたい点があります。

長期休暇を取る時期

長期休暇を取る時期によっては、派遣先に断られる可能性が高くなります。特に繁忙期やスタッフ数が少ない時期は、休暇の時期をずらしてくれないかとお願いされることも少なくありません。

病気など突発的で避けようがない理由以外の長期休暇は、業務に支障が生じないように日程をずらすなど、調整をおこなうことも選択肢に入れましょう。

担当中の仕事は終えておくか、しっかりと共有を

長期休暇を取る際は、自分が担当している仕事を休暇に入る前に終わらせるのがベスト。

どうしても終わらない場合や継続が必要な仕事の場合は、他の人に任せられるようメモやマニュアルを残し、進捗状況を共有しておきましょう。

休暇明けはお礼を欠かさずに

長期休暇は周りの人の協力があってこそ取得できるものです。長期休暇明けの出勤時には、上司や同僚、先輩へお礼のあいさつをしましょう。

長期休暇を取る際は、早めの申告が大事!

旅行や長期の帰省、病気やケガなど、長期休暇の理由は人それぞれです。長期休暇を取りたい場合はできる限り早めに相談し、職場の方に迷惑をかけない配慮を心掛けましょう。

また、契約期間終了時に更新をせず、そのまま休みに入るという方法もあります。派遣先に所属していない状態ですので、気兼ねなく休むことができるでしょう。こうした働き方ができるのは、派遣社員の最大のメリットといえますね。

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