派遣には面接がない! 代わりにある“顔合わせ”とは

正社員であれば入社するために「面接」をおこない適性を審査されますが、派遣の場合は面接の代わりとして「顔合わせ」をおこないます。この顔合わせでは、どのようなことをするのでしょうか?

ここでは「顔合わせ」がどのようなものかご説明するとともに、顔合わせの際のポイントをご紹介します。

顔合わせとは? どのようなことをする?

「顔合わせ」とは、勤務開始前に派遣先企業の上司になる方と行う面談を指します。

派遣の顔合わせは、派遣スタッフの経歴やスキルと仕事がマッチしているか、今後お互いにうまくやっていけそうか……といったことを確認する場です。そのため面接のように「特定の人を採用するためのテスト・試験の場」とは性質が異なります。

この顔合わせには派遣会社のコーディネーターが同席してくれるため、自分・派遣コーディネーター・派遣先の方の3名でおこなわれます。

顔合わせの大まかな流れ

  1. 顔合わせの30分~1時間前に派遣コーディネーターと合流し、流れや質問の答え方などの打ち合わせをする
  2. 派遣先企業へ訪問する
  3. 派遣コーディネーターが派遣先企業の方へ履歴書を渡し、顔合わせスタート
  4. 派遣スタッフ本人が職務経歴などを自己紹介し、派遣先からの質問に答えたり、派遣先への質問をしたりして終了

上記は一般的な流れですが、派遣先によっては社内や工場などの見学をすることもあります。そのため30分ほどで終わる場合もあれば、1時間~1時間半程度かかる場合もあります。

顔合わせで意識したいポイントは?

顔合わせの時点で良い印象を与えられれば、就業開始後の働きやすさがアップします。ここでは顔合わせで意識したいポイントをご紹介します。

質問への答え方を練習しておく

顔合わせでは誰もが多少なりとも緊張してしまうものです。緊張していてもしっかり受け答えできるよう、事前に派遣先企業からの質問を想定し、答え方の練習をしておくと良いでしょう。

質問されそうなことは、派遣コーディネーターに聞けばある程度の予測がつきます。顔合わせ前の打ち合わせで答え方を考え、できれば本番を想定して受け答えのシミュレーションをしてみましょう。

派遣先企業についてあらかじめ調べておく

派遣先との顔合わせの最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたときに、特にありませんと答えてしまうと「興味がないのかな」と思われてしまうケースがあります。

そのため、事前に派遣先企業について調べておき、興味を持った点や不明な点を尋ねてみましょう。積極的に質問をすることで、先方にも熱意・やる気が伝わります

身だしなみや応対に気を配る

顔合わせの際に身なりがだらしないと、どうしてもマイナスの印象を与えがちです。また、応対が暗い、消極的な場合も「コミュニケーション能力が低い」と思われてしまうことが多いでしょう。

顔合わせの際は清潔感のある身だしなみを心がけるとともに、ハキハキと明るく応対することを心がけましょう。

経歴詐称はNG

当たり前のことですが、履歴書の内容と実際の経歴・スキルに相違が生じると、著しいイメージダウンになります。

本当はできないことなのに背伸びして「できる」とアピールしたり、ウソをついたりするのは絶対に避けましょう。

派遣の顔合わせは第一印象を左右する! 強みをアピールしよう

派遣スタッフが顔合わせですべきことは「派遣先企業で活かせるスキルや経歴、強みを自己アピールすること」。

企業側からすれば“派遣スタッフに担当してもらいたい業務が問題なく遂行できるか”という点はいちばん気になる部分です。派遣先の業務に関連したスキルがある場合は、しっかりとアピールしましょう。

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