派遣会社で行う適性検査の内容や目的ってどんなもの?

多くの派遣会社では、初回登録時に「適性検査」というテストをおこないます。適性検査といっても難しくないものがほとんどですが、具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

ここでは、派遣会社がおこなう適性検査の内容や、その目的についてご紹介します。

適性検査ではどのようなテストをおこなう?

派遣会社に登録すると、希望する職種に応じた「適性検査」を受けるのが一般的です。

適性検査の内容はおもに「性格診断」や「能力テスト」、さらには「一般常識」などがあります。製造業など一部の職種では、身体的検査を実施する場合もあります。

これらのうち一部だけを受ける、または全てを組み合わせて適性検査をおこなう場合があり、その内容は希望職種や派遣会社によってさまざまです。

性格診断とは?

性格診断は新卒の就職試験などでもおこなわれるポピュラーなテストで、質問に対し「はい」「いいえ」で答える、もしくは「当てはまる」「当てはまらない」など段階的に設けられた回答をする方式です。

能力テストとは?

能力テストでは、希望する職種に関する“実技試験”をおこないます。例えば事務職ならタイピングテストやWord・Excelの操作など、速さと正確性や業務への適性がチェックされることが多いでしょう。

また、研究職の場合は「基本的な器具の扱い」や「指示通りのものを作る技術があるか」といった部分がチェック対象です。例を挙げると「指定濃度の食塩水が作成できるか」「器具の選定や使用方法に問題がないか」といった実技テストがおこなわれます。

一般常識テストとは?

一般常識のテストでは、最低限必須な学力があるかどうかをチェックするために、漢字の読み書きや計算問題、時事問題などが出題されます。とはいえ難易度はそこまで高くなく、あくまで基本的な知識が問われます。

適性検査の目的とは?

派遣会社で適性検査がおこなわれる目的は、派遣社員の性格や能力を把握するためです。お仕事を紹介できるかどうかは、「業務を遂行するためのスキルがある」というのが大前提です。

さらには「特定の職業に向いている性格か」「配属先の部署と相性が良いか」「社会性、ストレス耐性があるか」なども重要な要素となります。適性検査をおこなうことで派遣社員の能力や性格・人格をより細かく把握できるため、向いているお仕事を絞り込みやすくなるのです。

派遣社員にとっても自分に合う仕事を紹介してもらいやすくなるため、適性検査を受けるメリットは十二分にあるといえます。

ただし、性格診断で正直に答えなかったり嘘をついて回答したりした場合は、自分にマッチするお仕事に出会う確率は低くなるでしょう。本心を偽って採用されたとしても自分の適性に合わない職場であれば、結果的に長続きしにくくなります。

また、あいまいな回答を繰り返した場合、優柔不断と判断されてしまうことも。極端な質問に対し少しぼかして回答するのは時としてOKですが、極力正直に、嘘偽りない回答を心掛けるようにしましょう。

派遣会社の適性検査は、希望するお仕事に就くために受けるもの!

派遣会社で受ける適性検査は、文字通り“お仕事への適性”をはかるものです。派遣会社では適性検査の結果をもとに、あなたにぴったりのお仕事を紹介してくれます。

もしそこで性格や実力を偽ってしまうと、せっかく就業したとしても自分に合わず辞めてしまう……といったことにもなりかねません。

また、パソコン等のスキルに関しては、派遣会社登録後にスキルアップ研修を受けたり、自分で勉強をしたりして、あとから能力を伸ばすことも可能です。必要以上に良く見せようとせず、できる限りありのままの姿で臨みましょう。

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