派遣社員でも受けることができる福利厚生とは

派遣社員として働く際には、派遣会社からさまざまな福利厚生を受けられるのをご存じでしょうか?

福利厚生の細かな内容は派遣会社ごとに異なりますが、健康管理やスキルアップなどに貢献してくれるものもあるので、利用しない手はありません。

今回の記事では、派遣社員が受けられる主な福利厚生についてご紹介します。

派遣社員が受けられる福利厚生には2つの種類がある

派遣社員が受けられる福利厚生は、法律で定められた「法定福利厚生」と法律外で設けられる「法定外福利厚生」の2種類に分けることができます。

法定福利厚生とは、社会保険や年次有給休暇といった労働基準法で定められたものです。

いっぽう法定外福利厚生は、企業が独自に設定したサービスを指します。例えば毎年の健康診断やレジャーの割引優待サービス、定型保育施設の保育料割引、資格取得支援制度などがこれに当てはまるでしょう。

派遣社員の場合、法定福利厚生はどの派遣会社でも同じです。しかし、法定外福利厚生の内容は派遣会社によって異なります。

“福利厚生によって得られるメリット”を重視したい方は、福利厚生が充実した派遣会社を選ぶのも1つの方法です。

派遣会社で受けられる福利厚生とは?

派遣会社ではさまざまな福利厚生があります。具体的にどのようなものがあるのか、1つひとつチェックしておきましょう。

社会保険、年次有給休暇

派遣社員として働いている際に、労働基準法によって定められた条件を満たすと社会保険へと加入することが義務となっています。また、勤続年数などの条件を満たせば年次有給休暇も取得可能です。

定期健康診断

派遣会社が定める条件を満たしている方は、健康状態のチェックや病気の早期発見などを目的とした健康診断を受けられます。

会社によって条件が異なりますが「就業が半年以上かつ週40時間以上の勤務をおこなっている方、または就業期間が1年以上経過している方」というように、一定期間継続して勤務されている方を対象としているケースがほとんどです。

産前産後休業、育児休業

産前残後休業や育児休業は雇用形態に関わらず取得可能です。派遣の場合は派遣会社によって扱いが異なるものの、「1年以上の雇用」などの条件があります。

また派遣会社の中には、産休・育休を前提としているところもあります。もし産休や育休を取りたいとお考えの方は、取得に必要な勤務日数やその他の条件などを必ず確認しておきましょう。

介護休業

派遣社員は要介護者1人あたり93日間まで介護休業を取得することができます。育児休業と同じく取得条件がありますので、こちらも派遣登録前に確認しておくと安心です。

各種優待サービスやスキルアップ支援

各派遣会社の個性が表れるのが、法定外の福利厚生サービスです。レジャー施設や保養所、スポーツジム、エステなどの割引優待サービスがあれば、通常よりもお得な価格で利用できるようになります。

また派遣会社の中には、仕事に必要な資格取得にかかる受験料を負担してくれたり、スキルアップ講座を無料で受講できたりするところもあります。

交通費

一昔前までは派遣社員は交通費の支給が原則としてありませんでしたが、2020年に派遣法が改正されてからは交通費が支給されるようになりました。

派遣社員も福利厚生を活用しよう!

福利厚生には“法で定められている労働者の権利”以外にもさまざまなものがあり、うまく活用することで仕事のモチベーションアップにもつながります。特に福利厚生が手厚い派遣会社ならに、給与の額面以上にお得感を持って働けます。

これから派遣会社に登録しようとお考えの方は、派遣会社がどのような福利厚生をおこなっているのかを調べてみるとよいでしょう。

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