長期的に派遣就業をするメリットやデメリットについて

派遣のお仕事には1~2ヶ月程度の「短期派遣」のほか、長期的に同じ企業・部署で働く「長期派遣」という働き方があります。長期派遣として働くと、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

ここでは長期派遣の概要やメリット、デメリットをご紹介します。

長期派遣とはどのようなもの?

長期派遣とは一定期間以上の長い派遣期間で働くことを指します。

ただし、「長期」の定義は派遣会社によりまちまちです。ある派遣会社では3ヶ月以上を長期と呼ぶ一方で、別の派遣会社では6ヶ月~1年以上の派遣を長期と呼ぶことがあります。

長期派遣の仕事では、初めから長期での契約を結ぶ場合と、初回契約を1~2ヶ月の短期間で設ける場合があります。

後者は本格的な長期派遣に向け、職場環境や業務になじめるかどうかをチェックする「お試し期間」のようなものです。

長期派遣のメリット・デメリット

長期派遣として働きたい方は、まずメリットとデメリットの両方を知っておくことが大切です。

長期派遣のメリット

長期派遣のメリットは、大きく分けて以下の4つです。

・専門スキルが身につきやすい

長期派遣には、短期派遣よりも専門性の高い仕事が多いのが特徴です。

専門的な知識やスキルも、時間をかけながら覚えられるため、自身のスキルアップにつながります。

仮に契約を満了して次の仕事に挑戦する場合でも、獲得したスキルや経験を活かせるので、よりやりがいのある仕事に就ける可能性が高くなります。

・正社員との人間関係が構築しやすい

長期派遣として働くと、同じ職場の正社員や同僚と多くのコミュニケーションを重ねてチームワークが生まれます。人間関係が安定することで、より快適に働けるようになるでしょう。

・収入が安定しやすい

長期派遣は短期派遣に比べて収入が安定しやすいのもメリットです。短期派遣に比べて高時給案件やフルタイム勤務の求人が多く、繁忙期には残業が発生する場合もあります。

・直接雇用につながる可能性も

長期派遣で信頼関係を築いたあと、仕事に対する姿勢や実績などが評価されれば、直接雇用につながる可能性もゼロではありません。

長期派遣のデメリット

メリットの多い長期派遣ですが、デメリットもあります。

・職場が肌に合わない場合に辞めにくい

長期派遣の性質上、職場環境や人間関係になじめないときに辞めにくいのはデメリットだといえます。

最初の更新を短く設定されていたとしても、少なくとも2~3ヶ月は同じ職場で働く必要があるからです。

長期派遣について不安なことや心配なことがあるときは、検討段階で派遣コーディネーターに相談したり、派遣先についての情報をできる限り細かく聞いたりしてから判断しましょう。

・契約更新されない場合もある

長期派遣は契約期間が長いのがメリットですが、派遣という勤務形態であることには変わりありません。

そのため、派遣先都合で契約を終了される可能性がある、ということを念頭に置いておきましょう。

・3年以上同じ部署で働くことはできない

長期派遣であっても、同じ派遣先の同じ部署で3年を超えて働くことはできません。

ただし、派遣先との合意があり、かつ契約満了のタイミングで部署の移動をすれば、そこからまた最大3年まで働くことができます。

スキルアップを目指すなら長期派遣を検討してみよう

長期派遣は専門性の高い業務に就ける場合が多く、派遣の仕事を通じてスキルアップをしたい方には最適の働き方です。ただし、「万が一職場になじめない」「やりたかった業務と違った」といったミスマッチが起きた場合には、すぐに次の仕事探しができないという点には注意が必要かもしれません。

自分のキャリアプランに応じた働き方を考えてみましょう。

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