派遣社員でも住宅ローンは組める? 住宅ローンを組む際のポイント

派遣社員の中にも、結婚や妊娠などで住宅の購入を検討している方は多数いらっしゃいます。しかし「派遣社員でもローンが組めるの?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、派遣社員が住宅ローンを組む際に抑えておきたいポイントをご紹介します。

派遣社員が住宅ローンを組むことは可能?

結論から言うと、派遣社員が住宅ローンを組むことは可能です。ただし正社員と異なり、派遣はあくまでも非正規雇用のため、審査の基準としては厳しくなることが多いでしょう。住宅ローンの審査基準は次のとおりです。

1.年齢

住宅ローンでは契約時の年齢があまりにも若すぎる、または年齢が高く返済が難しいと判断された場合は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。特に派遣社員はボーナスがないため、40歳を超えると審査が厳しくなる場合が多いです。

2.年収

年収や勤続年数も審査の大きな要素です。住宅ローンの返済比率は年収に応じて設定されています。仮に年収が低いのに多額の借り入れをしたいと思っていたとしても、返済比率が高すぎる場合は断られてしまうので注意しましょう。

3.勤続年数

派遣の場合、1つの派遣先で1年~3年勤続していると「雇用が安定している」とみなされ審査に通りやすくなります。ただし派遣先を頻繁に変えている場合は、審査に通りにくくなってしまうので要注意です。

4.借り入れ状況(個人信用情報)

住宅ローンの借入時に、カードローンやクレジットの返済で滞納履歴がある場合や、多額の借り入れがある場合は要注意です。審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

5.健康状態

住宅ローンの借り入れは団信(団体信用生命保険)に加入することを前提としていることが多いです。健康状態が悪い方、今現在で持病を持っている方は団信への加入が難しくなるため、審査にも通りにくくなります。

6.担保評価

万が一住宅ローンが払えなくなった場合、住宅を差し押さえて売却し、補てんに充てられます。そのため築年数が古く、住宅の評価額が低い場合は審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

派遣社員が住宅ローンを組むためのポイント!

派遣社員が住宅ローンの借り入れをするには、次のポイントを押さえておきましょう。

◎なるべく若いうちに契約を申し込む

住宅ローンの契約を考えるなら、20代~30代の終わりまでに申し込むのがベストです。若いうちに申し込めば病気などで働けなくなるリスクも低いので、審査に通りやすいでしょう。

◎同じところで働き、勤続年数を伸ばす

住宅ローン審査では勤続年数が長い方が優遇されます。派遣の場合は契約更新をして、1つの企業でなるべく長い間勤められるようにするといいでしょう。そのためには、普段からきちんと仕事をこなすことが大切です。

ちなみに派遣の場合、同じ部署で働けるのは3年までですが、部署異動をするか無期雇用派遣になるとその限りではありません。

◎頭金を多く用意する

頭金は借入予定額の10%以上を目標にしましょう。頭金を多く設定することで借入額が少なくなり、派遣社員でもローンに通りやすくなります。

◎夫婦共同名義で申し込む

結婚している方は、夫婦の収入を合算して申し込むと審査に通りやすくなります。特に夫側が勤続年数の長い正社員で、かつ返済比率に対し十分な年収があると審査で有利です。

◎古い物件を避ける

築年数の古い物件は担保評価が低いため、審査に通りにくくなります。購入時は新築や築浅の中古物件を選ぶようにしましょう。

派遣社員でも住宅ローンを組めるよう工夫してみよう

派遣社員でも金融機関が提示する条件さえ満たしていれば、審査に合格することは可能です。ご紹介した審査項目をチェックしたうえで万全の対策をおこない、審査合格を目指してみましょう。

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