派遣で産休代替をする際に知っておきたいポイントについて

派遣の求人では産休に入る社員の代理として働く「産休代替」が募集されることがあります。派遣で産休代替をする場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?

そこで今回は、産休代替の仕事内容や、産休代替として働く際に知っておきたいポイントをご紹介します。

派遣の産休代替とは? どのようなことをするの?

産休代替とは、産休に入る社員の代理として業務をおこなうことを指します。主に正社員が担当していた仕事を担当するため、さまざまな業務に携われるのがメリットです。

また、業務範囲が広いことなどもあり、通常の派遣の仕事よりも高時給で募集されているケースが多くみられます。

契約期間は既存社員の産休が終わるまでとなるため、「引っ越しなどの都合で一定期間だけ働きたい」という場合にもおすすめです。ただし、産休中に保育園に入れなかったなどの理由で延長される場合もあります。

産休代替のポイントや注意点は?

産休代替は既存社員の業務を引き継いで担当します。派遣として産休代替をする場合は、次のポイント・注意点を押さえておきましょう。

■引き継ぎ期間を十分に設けているか確認する

産休代替の仕事に挑戦する際は、引き継ぎの期間が十分に設けられているかを確認しましょう。引き継ぎ期間が短すぎる場合、前任者の仕事が十分に引き継がれないままとなってしまい、業務に支障をきたしてしまうからです。また、前任者が体調不良になって引き継ぎがなかなか進まない、といったケースも考えられます。

引き継ぎ期間の確認はもちろんですが、引き継ぎをなるべく早く済ませられるよう、分からないことはすぐに質問するなどの努力も怠らないようにしましょう。

■引き継ぎ内容を把握している人がいるか確認する

前任者が産休に入ったあと、引き継ぎ内容について把握している人がいないと、不明点が分からないままになってしまいます。面談の際に、分からないことがあるときは誰に聞けばよいのかを確認しておきましょう。

■延長の可能性の有無を聞いておく

産休が延長した場合は産休代替の期間も延びることになります。延長に対応できる・できないに関わらず、あらかじめ延長の有無を聞いておくと安心です。

■産休代替で求められるスキル

産休代替で前任者の代理として働くためには、職場の人たちと良好な関係を結ぶ必要があります。また、職場のルールや風習などに適応することも求められるでしょう。コミュニケーション力と職場への適応力が高い人は、産休代替で活躍できる可能性が高くなります。

■産休代替には「3年ルール」が適用されない点に注意

産休代替はあくまで既存社員の代理のため、抵触日による派遣期間の制限、いわゆる「3年ルール」が適用されません。つまり万が一産休が3年以上になったとしても、3年ルールに付随する「同一組織で3年を超えて働いた場合、直接雇用を求められる」という権利が適用されないということです。同時に、企業側の直接雇用への切り替え義務もありません。

働きぶりが評価されて直接雇用のお誘いがくる可能性もゼロではありませんが、ハードルは高いといっていいでしょう。「産休代替で実績を積んで、正社員を目指したい」と考えている方は要注意です。

メリットも多い! 派遣の産休代替で働いてみよう!

産休代替は高時給なことが多いうえ、産休の間は同じ職場で1年~2年ほど働けるのが魅力。収入の安定を目指す方や、腰を据えて仕事に取り組みたい方にもおすすめです。

ただし、正社員の仕事を引き継ぐ関係上、仕事量が多く細かな業務へ対応できるスキルが求められます。産休代替に応募する際は、自分の経験やスキルを十分に活かせる職場を選びましょう。

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