最近増えつつある自転車通勤をする際の注意点

最近は自転車通勤をするビジネスパーソンが増えています。その理由は「混雑を回避するため」「健康維持のため」など人によってさまざまですが、実際に自転車通勤をする際にはどのような点に気を付ければよいのでしょうか。

そこで今回は、自転車通勤をする際の注意点や、安全に走行するためのポイントをご紹介します。

自転車通勤の注意点とは? 派遣先と交通ルールに注目

自転車通勤をする際は交通ルールを守ること、派遣先企業に自転車通勤する旨を申請しておくことが大切です。具体的な注意点をチェックしてみましょう。

交通ルールの遵守

2019年の自転車に関連する事故件数は、なんと8万件以上にものぼります。道路を走る際に横断歩道のない場所を渡ったり、逆走や信号無視をしたりするのは絶対にやめましょう。

ちなみに違法運転(信号無視、ブレーキの整備不良で自転車を走行させるなど)は道路交通法で禁じられています。もしこれに該当する行為をした場合は、自転車運転者講習を受けるか、5万円以下の罰金を支払わなければなりません。

通勤時は時間に余裕がなくなって気が焦りますが、必ず交通ルールを守って走行しましょう。

派遣先企業の規則に従う

派遣社員の通勤手段については、派遣先の就業規則で決められています。自転車通勤ができる場合は、必ず職場に通勤手段や距離、駐輪場利用の有無などの申請をしておきましょう。

派遣先の駐輪場が使えない場合、自分で駐輪場を契約して証明書類を提出すれば、駐輪場代を支給してもらえるケースもあります。

こうした手続き・申請で不明な点がある場合は、派遣会社の担当者に確認してみることをおすすめします。

通勤経路の申請を忘れずに!

派遣先への申請は労災が適用されるためにも必要です。仮に通勤中に事故に遭ってしまった場合でも、「自転車通勤をしている」という申請がおこなわれていなければ労災認定が下りなくなってしまいます。もしものときに保障を受けるためにも、自宅~会社間の通勤経路を必ず申告しておきましょう。

安全に自転車通勤をするためのポイントは?

健康増進などメリットも多い自転車通勤ですが、そのメリットを享受するには安全を確保することが大切。安全に自転車通勤をするには、次のポイントを押さえておきましょう。

悪天候時は他の通勤手段を検討する

雨や雪などが降っている日は視界が悪くなり、路面が濡れてスリップしやすくなります。こうした要素は転倒によるケガや事故につながりやすいため、自転車が使えなさそうな天気の日は他の交通手段を検討することも大切です。

交通ルールを守り、ながら運転をしない

自転車は法律上左側を通行する必要があります。また、音楽を聴きながら走ったり、スマホを見ながら走ったりする“ながら運転”も大変危険です。安全な速度でルールを守りながら走るようにしましょう。

また、交差点や曲がり角では一旦停止をし、安全確認をしてから次の行動に移ることも大切です。

伸縮性のある動きやすい服装で

長いひもやひらひらしたスカートは、ペダルやタイヤに巻き込まれやすいため危険です。自転車通勤の日は動きやすく巻き込み事故が起きない服装がベターでしょう。

また、ヒール靴などはペダルから足が滑りやすく、事故につながるおそれがあります。通勤時だけはスニーカーなどの滑りにくい靴を履き、会社で仕事用の靴に履き替えるなどの対策をおすすめします。

安全運転でいこう! 自転車通勤で健康的な生活を!

自転車通勤には運動不足を解消しやすくなるほか、混雑を避けて快適に通勤できるメリットがあります。自転車通勤を考えている人は、注意点を押さえつつ安全運転を心掛けるようにしましょう。

研究開発のお仕事ならRDサポート人材派遣

RDサポート人材派遣は、食品・創薬・製薬・臨床分野の研究開発職に特化した派遣会社です。理系出身のキャリアアドバイザーや担当営業があなたの転職活動を応援します。

研究開発職を希望する方の様々なライフスタイルやキャリアステージに合わせた転職サポートが強みです。派遣のお仕事を中心に、正社員紹介や複業支援を含めた長期的なキャリア提案を行っております。

現在転職を考えている方はもちろん、今のお仕事を続けていくべきか悩んでいる方、初めての転職で不安な方も、まずはRDサポートのキャリアアドバイザーに相談してみませんか。