派遣で働く場合も志望動機は書くべき? どんなことを書けばいい?

派遣として働く際には、派遣会社に登録してからお仕事を紹介してもらうのが一般的な流れです。しかし、その際持参する履歴書で「志望動機」をどう書けばいいのか、悩んだことはありませんか?

そこで今回は、派遣の履歴書に書く「志望動機」の意味や書き方についてご紹介します。

派遣の志望動機って? どのような意味がある?

派遣会社に登録する際には「履歴書を提出してください」と指定されるケースが多いものです。その際に志望動機の書き方について迷う方は少なくありません。実は派遣においての「志望動機」は、正社員面接とは異なる意味を持っているのです。

正社員面接では、「その企業にどうして入社したいと思ったのか」を軸に志望動機を記入します。しかし派遣の場合は、派遣会社の担当者が履歴書をチェックするうえ、どの派遣先企業で働くのか決まっていない状態です。つまり、仕事を紹介してもらう上で「どんな業界・職種・業務で働きたいのか」を示すのが派遣の志望動機となります。

また、派遣の志望動機には“希望する働き方のスタイルやキャリアプラン”を伝える役割もあります。詳しい勤務条件等は派遣担当者との話し合いですり合わせをおこないますが、あらかじめ志望動機として書いておくことで理解を深めてもらいやすくなるでしょう。

紹介予定派遣は「派遣先企業」にアプローチする必要がある

ただし、「紹介予定派遣」の場合は志望動機の意味合いが変わってきます。

紹介予定派遣は派遣期間を経たあと、双方の同意により正社員としての雇用が可能になる働き方です。この場合は派遣先企業が履歴書をチェックすることになるため、「なぜその企業に入りたいのか」を明示する必要があります。

派遣の志望動機の書き方は? ポイントを解説

研究職や研究開発職として派遣で働きたい場合は、学生時代の専攻分野や研究テーマを踏まえた上で志望動機を作成することがポイントです。そもそも「研究職」とひとくちに言っても、基礎研究や応用研究、開発研究というように、さまざまなポジションがあります。

自分が持っている知識やスキル・経験を踏まえた上で、どんな職種・業務に携わりたいのかをしっかりと記しましょう。その上で、以下の項目を盛り込むとなお良いでしょう。

なぜ派遣社員として働きたいと思ったのか

派遣会社の担当者によっては、どうして派遣で働きたいと思ったのかを尋ねるケースがあります。そのため、志望動機で「スキルが活かしやすい」「働き方が自分のライフスタイルにマッチする」など、前向きな理由を述べるとよいでしょう。

今後のキャリアや職種の希望

志望動機には「自分が得意な専門分野で長く働きたい」「派遣として経験を積み、正社員登用を目指したい」など、自分のキャリア観を書くのもおすすめです。

キャリアビジョンや希望する職種が具体的であればあるほど、紹介してくれるお仕事の種類も変化するからです。

希望のお仕事につながりやすくなる! 志望動機を工夫しよう

派遣の志望動機は「自分がどのような職種・業務に就きたいのか」「どのような条件で働きたいのか」を明確に表すことが大切です。書き方を工夫することで、自分の希望するお仕事により近い条件の職場を紹介してもらいやすくなります。

特に研究職・研究開発職の場合は、自分の経験や強みを活かせる職場を探すことが重要です。そのためには、志望動機の書き方を工夫してみましょう。

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