一般的に、派遣社員は正社員に比べて賃貸契約の審査に通りにくいと言われています。しかし、ポイントさえ押さえておけば派遣でも賃貸の審査には合格可能です。

そこで今回は、派遣でも賃貸の審査に合格するためのコツや、注意点をご紹介します。

派遣でも賃貸住宅に住める？

派遣社員であっても、収入が安定していたり勤続年数が長かったりすれば、問題なく賃貸住宅に申し込めます。

そもそも賃貸契約では、次の4つを中心に審査をおこないます。

・年収が家賃に対し適しているか

・安定した収入が見込める職業・勤務先か

・連帯保証人の職業

・身なりや人柄の印象

連帯保証人は近親者（親、兄弟）で、かつ収入が安定している職業・勤務先であれば審査にも通りやすくなります。また、意外なことに人柄や身なりについてもチェックされています。その理由は、入居後にトラブルが起きないかを確認しているのです。

ごく常識的な服装・態度であれば問題にはなりませんので、内見や賃貸契約の際から良い印象を与えられるように意識してみましょう。

勤続年数が少ない場合はどうする？

勤続年数は長いほど審査に通りやすくなりますが、中には「先月まで3年働いた派遣先が終わり、新しい派遣先で働き始めたばかり」という方もいるでしょう。その場合は、派遣契約がスタートしたばかりということに加えて、これまでの経歴や勤務実績をアピールすることが大切です。

勤務先は派遣会社？　派遣先？

賃貸契約の際には勤務先を聞かれます。その場合は、自分が登録している派遣会社の名前を書きます。入居審査の折に在宅確認として派遣会社へ連絡が入るため、派遣会社に「賃貸契約の審査に申し込んでいる」という旨を伝えておきましょう。

万が一派遣先企業の名前を書いた場合は、正社員ではないため在籍確認が取れません。つまり審査に落ちてしまう可能性が高いので要注意です。

派遣でも審査に通りやすい賃貸物件とは？

派遣として働きながら部屋を借りる場合は、物件選びも重要なポイントとなります。もっとも重視したいのが「収入と家賃のバランス」です。

一般的に家賃の目安は収入の1/3以下といわれていますが、派遣の場合は1/4以下の物件だとさらに借りやすくなります。その理由は、家賃が収入に対し無理なく払えるため、「支払い能力がある」とみなされるからです。

家賃を抑えると、収入を毎月の生活費や貯蓄費へ回せるメリットもあります。できる限り無理なく支払える物件を探してみましょう。

また、賃貸物件を個人（大家さん）で管理している物件も、比較的審査に通りやすい傾向にあります。管理会社が物件の審査をするケースに比べ、個人管理のほうがこちらの総合的な状況を見つつ判断を下してくれやすいからです。物件探しの際には、個人管理の賃貸物件を紹介してもらうのも賢い方法です。

ただし勤務地からあまりにも遠い場所や、収入に対し高額な家賃の部屋を借りようとすると、審査に落ちてしまう可能性も。また、「1つの部屋を大人数でルームシェアする」という場合も審査に通りにくくなってしまいます。これは将来的に人数が減ることで1人あたりの家賃負担が増え、支払いができなくなる可能性があるからです。

そのほかには、クレジットや家賃などの返済滞納歴がある場合も不利になりやすいでしょう。

派遣で賃貸の審査に通るには、信用が大事！

収入面などをクリアしていて、かつ不利になるような事情がなければ、派遣でも問題なく賃貸物件を借りられます。最近の賃貸会社には、保証会社と提携することで保証人なしでも部屋を借りられるところもあります。親戚等を頼れない方は、こうした賃貸会社を選ぶのも1つの方法です。

研究開発のお仕事ならRDサポート人材派遣

RDサポート人材派遣は、食品・創薬・製薬・臨床分野の研究開発職に特化した派遣会社です。理系出身のキャリアアドバイザーや担当営業があなたの転職活動を応援します。

研究開発職を希望する方の様々なライフスタイルやキャリアステージに合わせた転職サポートが強みです。派遣のお仕事を中心に、正社員紹介や複業支援を含めた長期的なキャリア提案を行っております。

現在転職を考えている方はもちろん、今のお仕事を続けていくべきか悩んでいる方、初めての転職で不安な方も、まずはRDサポートのキャリアアドバイザーに相談してみませんか。