今後も需要大! 医療系研究職の仕事内容とは?

高齢化が進む日本では、医療技術の発展が急務となっています。その中で今後も需要が大きいとされているのが「医療系研究職」の存在です。

今回の記事では医療系研究職の主な仕事内容や身につくスキル、向いている人の特徴について解説します。

医療系研究職の主な仕事内容とは?

医療系研究職とは、まだ世に出ていない新薬の開発や治療技術の研究、病気の予防などを研究するのが主な仕事です。

特に近年は新たながん治療法の研究や、iPS細胞を使った再生医療技術の研究、遺伝子情報やビッグデータを活用した治療・発症予防法などの研究も積極的に進められています。

<医療系研究職の研究内容>

医療系研究職は、大きく3つに分類されます。

・基礎医学

人体に備わった機能・メカニズムを多角的に研究し、さまざまな分野の専門家と連携して病気の発生原因を解明する研究。

・臨床医学

実際の患者の病気・けがの診断をもとに治療方法を生み出す研究。

・社会医学

人々の健康と社会的な要因との関係を分析・解明し、疾病の予防法を生み出す研究。

近年高齢化が進む日本では、病気を防ぐための「予防医療」が注目されており、現在も盛んに研究がおこなわれています。

医療系研究職の主な職場

医療研究職の主な職場は大学の研究室や製薬会社、医療機器メーカーなどです。これらの勤務先では実験業務や細胞培養業務などのほか、実験の準備&補助や結果のデータ分析、解析、まとめなどの作業を担当するケースもあります。

医療系研究職で身につくスキル&向いている人は?

医療系研究職は研究を通じて、これまでにない新たな薬や治療技術の開発、病気の予防などに携わることができます。いずれも人の役に立つことであり、大きなやりがいを感じられる仕事です。

医療系研究職として働くと、実務を通じて専門的な知識・技術を磨くことができます。また、粘り強く物事に取り組む忍耐力・集中力も培われるでしょう。

また「学生時代に研究を経験しているが、実務経験はない」という人も、実務経験を積むことで実践的な技術を身につけることができます。こうして身につけた技術は、別の研究で役立てることもできるため、ぜひ積極的に挑戦してみましょう。

医療系研究職に向いている人は?

医療系に限らず、研究職には「探求心の強い人」「柔軟な考え方ができる人」が向いています。新薬や新しい技術を生み出すためには、日々挑戦し続ける心が必要です。業務によっては同じ作業を繰り返しおこなう場合もあるため、根気強さに自信がある人にも向いているでしょう。

また、製薬業界で研究職として働く場合は、研究所の内外のさまざまな人と共同で研究に取り組むことも。そのような環境では、スムーズに意思疎通ができるコミュニケーションスキルを持っている人が重宝されます。

医療系研究職にチャレンジしてみよう!

理系職の中でも医療系研究職は専門知識や技術が求められる傾向が強いですが、その分やりがいがあり、粘り強さも身につきます。また、医療系研究職として実務経験を積めば、さらに難易度の高い研究職へステップアップできる可能性もあるでしょう。

派遣の求人では医療分野の研究経験がある方を優遇する場合が多く見られます。学生時代に研究経験がある方や、これまでに研究職として実務経験がある方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

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