派遣でも在宅勤務はできる? 仕事探しのポイント

派遣の求人の中には、在宅勤務が可能な案件もわずかながら存在します。本記事では、派遣社員が在宅勤務をするメリットや、在宅勤務ができる職種、お仕事探しのポイントを解説します。自宅で派遣として働きたい方は、参考にしてみてくださいね。

派遣でも在宅勤務は可能? メリットをおさらい

派遣のお仕事には企業へ出向いて業務を遂行する「出勤型」の案件が多く見られます。特に、物理的な作業が伴う職種(研究・分析・検査や品質管理・衛生管理、試作や実験補助など)や、社外に持ち出せない情報を扱う職種(情報管理、標本管理など)の場合は出勤での勤務が基本となります。

ただし、PCやネット環境など一定のツールがあれば実施できる業務については、在宅勤務ができる場合も。派遣の求人の中では少数派ですが、在宅で働けるとなれば家事や育児、介護との両立もしやすくなりますね。肉体的・精神的な負担も減るため、持病があり外で働くことに不安がある人でも働けるチャンスが生まれます。

また在宅の場合通勤時間が発生しないので、浮いた時間を余暇に充てたり、スキルアップなどを目指したりといった使い方もできます。時間を有効活用しながら仕事も、私生活も楽しむことができ、ワークライフバランスの向上効果も期待できるでしょう。

派遣で在宅勤務ができる職種は?

派遣の求人で在宅勤務ができる職種の一例として、次のようなお仕事があります。

【一般事務、経理、秘書業務】

在宅勤務がしやすい職種のひとつに、一般事務や経理業務が挙げられます。PCと文書・表計算ツール(および経理システムソフト)、チャットツールやネット環境さえあれば仕事ができるからです。また、大学や研究所所長など特定のポストにいる人物のオンライン秘書業務も、テレワークが可能な場合があります。

【食品規格書・表示作成業務】

食品業界で商品の原材料表示、および規格書作成、品質表示の作成などのお仕事も在宅勤務が可能です。これらは基本的にPCを使った事務作業となるため、場所を問わず働くことができます。

【特定保健指導業務】

メタボリックシンドロームの診断を受けた人に対し生活改善を促すサポートの「特定保健指導業務」も、場合によっては在宅派遣として募集されることがあります。管理栄養士や保健師の資格を活かせるメイン業務としての求人では、対象者の自宅や企業への出張が生じます。ただし、それ以外の事務作業は自宅でも可とされている場合が多いです。

また派遣の求人では、特定保健指導を行う人のサポート業務(事務処理など)の担当者として募集がかけられる場合もあります。この場合も、派遣先によっては在宅勤務が可能です。

派遣で在宅勤務ができる求人を探すときのポイント

派遣スタッフは、企業内で人手が不足している業務を補うのが主な役目です。そのため、求人の多くが企業へ出勤し、働くスタイルを想定しています。

ただ、中には「完全在宅可」「研修終了後は在宅勤務可(一定日数オフィスへの出勤あり)」「週3日在宅可」など、条件を設けて在宅勤務を許可している場合も。派遣で在宅勤務がしたい方は、まずこうした求人を探してみることをおすすめします。

派遣会社の担当者へ相談すると、WEBサイトに掲載されていない求人から在宅勤務ができる案件を紹介してもらえるかもしれません。

また、派遣先によっては相談のうえでテレワークができる場合もあります。この場合勤務規定・および派遣契約内容の改定が必要になるため、必ず派遣会社へ相談をしましょう。

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