派遣で時給アップを目指すには? 交渉成功のポイント

派遣社員として働いていると「もう少し時給が高ければいいのに」と感じることはありませんか?

時給アップが可能かどうかは派遣会社の判断にもよりますが、時給アップの確率を高めるにはどういったことを心掛ければいいのか、知りたいですよね。

ここでは派遣で時給アップを目指したい人に向け、交渉で有利になるために必要なポイントをご紹介します。

派遣の時給アップは派遣会社へ交渉する

派遣社員が時給アップを交渉したい場合は、派遣元となる派遣会社へ申し入れることとなります。

ただし、時給アップ交渉をしたからといって、必ずしもそれが受け入れられるとは限りません。

派遣担当者は派遣社員の仕事ぶりを逐一チェックしているわけではないので、仮に時給アップに適さないと判断すれば交渉は決裂します。派遣先に気に入られていたとしても、あくまで最終的な判断は「派遣会社」が行うのです。

つまり派遣の時給アップを目指したいのであれば、派遣会社に「時給アップに適した人材」と判断されるようなアピールを考える必要があります。

派遣の時給アップ交渉が受け入れられやすい条件は?

派遣の時給アップ交渉を成功させるには、「スキルや経験、実績による成果」をアピールする方法が効果的です。また時給アップ交渉の「タイミング」も重要になります。

交渉時のポイントをチェックしてみましょう。

1.まずは「どれくらい時給アップしてほしいか」を考える

時給アップ交渉をする際は、まず「何円くらい時給アップしてほしいのか?」を決めておきましょう。

ただ漠然と「時給アップしてほしい」と伝えるよりも本気度が伝わりやすくなり、交渉や話し合いがしやすくなります。

2.「時給アップしてもよい」と判断してもらえるアピールを考える

時給アップを成功させるには、派遣会社に「この人の働きぶりなら時給アップしてもよい」と考えてもらう必要があります。

そもそも時給アップとは、「派遣会社が賃金を払う割合を増やす」または「派遣先からもらう人件費(賃金)の追加を依頼する」ということでもあります。

つまり派遣会社または派遣先の負担が増えることになるため、納得できる理由が無い限り昇給が受け入れられないのです。

時給アップに有効なアピール材料としては、以下のような例があります。

【アピール材料となる内容例】

  • 派遣先で成長し、売り上げ・成果に貢献した
  • 資格を取得し業務難易度が上がり、替えの効かない業務に就けるようになった
  • 管理者として業務の量・責任が増え、高いレベルの仕事を求められるようになった
  • 通常業務に加え後輩指導などのサポート業務を任せたい、と打診があった

これらは「時給アップを考えるようになったきっかけ」として使うのが得策です。

そのうえで、「このような事情から業務の量、責任、難易度が増えていること」を具体的に説明し、時給アップの理由として伝えると良いでしょう。

「現在の時給では業務内容に見合わない」と判断されれば、時給アップしてもらえる可能性があります。

時給アップ交渉の成功率が高いタイミングを選ぶ

時給アップ交渉をする場合は、以下のタイミングで行うと成功率が高くなります。

  • 契約更新時
  • 資格を取得するなどし、スキルアップしたタイミング
  • 役職(管理者など)がついたタイミング

これらのタイミングは契約条件を見直す絶好の機会です。

時給アップを望む場合はこういったタイミングで派遣担当者へ連絡を取り、交渉を行ってみましょう。

時給アップ交渉には派遣担当者との関係性も大切!

派遣の時給アップ交渉には、「派遣担当者との信頼関係」も影響します。

担当者との信頼関係を築くには、普段から定期的に面談をしたり、今の就業先の情報、社内での評価を伝えたりするなど、細かなコミュニケーションを心掛けてみましょう。

信頼関係ができあがれば、時給アップ交渉がしやすくなりますし、何か困ったことが起きたときも相談しやすくなりますよ。

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