派遣社員でも挨拶メールは送るべき? 例文をチェック!

ビジネスパーソンの間では、入社時や退職時に「挨拶メール」を送るのが常識とされています。それは正社員だけではなく、派遣社員の場合も同様です。

ここでは入社時や退職時の挨拶メールについて、好印象を与えるポイントやシーン別の例文をご紹介します。

派遣社員でも挨拶メールは送ったほうが◎!

結論から言うと、派遣社員であっても入社時・派遣終了時には挨拶メールを送ることをおすすめします。

一般的な派遣社員(有期雇用)は、派遣先企業と契約を結び、決められた期間内で働きます。契約期間を満了したり更新しなかったりした場合はそのまま派遣終了となります。

このような働き方であるため、派遣社員の中には「入社や退職の挨拶メールはいらない」とお考えの方も多いかもしれません。

ただ、一定期間同じ派遣先でお世話になる以上、入社・退職の挨拶メールを送るのは社会人としてのマナーです。

実際のところ、企業側としては「無くても気にしないが、あると嬉しい」という意見が多いです。特別な事情がない限りは挨拶メールを送付したほうがベターでしょう。

好印象を与える挨拶メールは? 例文を紹介

好印象を与える挨拶メールを書くには、どうすればよいのでしょうか?

ここでは派遣社員が入社時・退職時に挨拶メールを書くためのポイントをご紹介します。

【入社時の例文】

入社時の挨拶メールは、以下の5つで構成をつくります。

  1. 挨拶
  2. 今日からお世話になること
  3. 名前
  4. 簡単な経歴と今後の担当業務について
  5. 締めの挨拶

<例文>

おはようございます。本日より○○部署にてお世話になります、○○○○(氏名)と申します。

これまでは△△株式会社にて○○職として勤務しておりました。これまでの経験を活かし○○の仕事を担当させていただきます。1日も早く皆様のお役に立てるよう、努力してまいります。何卒よろしくお願いいたします。

好印象を与えるコツは「これまでの経験」「仕事への意気込み」を書くことです。

また「適切な長さであるか」も重要です。一言だけの挨拶メールでは味気なく、長すぎれば自己満足感が出てしまい好印象につながりません。なるべく簡潔に、かつ必要な情報を盛りこんだ入社の挨拶メールを考えてみましょう。

【退職時の例文】

退職時の挨拶メールは、入社時と少し構成が異なります。

  1. 簡単な自己紹介(部署、名前)
  2. 退職日、退職理由
  3. お礼の言葉
  4. 結びの挨拶
  5. 後任の連絡等

会社全体への挨拶メール例文を見てみましょう。

<例文>

○○(会社名又は部署)の皆様

お疲れ様です。

○○部の○○○○(名前)と申します。

この度、△月○日をもちまして派遣契約が満了となり、本日が最終出社日となりました。

配属当初より皆様には多くのご指導をいただき、誠にありがとうございました。短い期間ではございましたが、皆様と一緒に仕事ができましたこと、心より感謝申し上げます。

今後も、○○で培った多くの経験を活かしていきたいと思っております。

最後になりますが、○○(会社名)のますますのご健勝、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。今まで本当にありがとうございました。

なお、私の業務につきましては○○部の■■さんに引き継いでいただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

退職の挨拶メールでは、入社時よりもていねいな文章作りを心掛けること、感謝の意を述べることが重要です。

退職時に派遣先へ好印象を残せると「あの人はとても印象の良い人だった」という評価が派遣会社にも伝わります。そうなれば、次の派遣先の紹介にも良い影響が現れる可能性があるでしょう。

派遣社員も節目になるタイミングでは挨拶メールを送ろう

派遣社員でも節目となるタイミングで挨拶メールを送付すれば、良い印象を持ってもらいやすくなります。入社時はもちろんですが、退職時に好印象を持ってもらえれば、どこかでまたご縁が生まれる可能性もあるでしょう。

皆さんも挨拶メールを送る際は、好印象を持ってもらえる内容を意識してみてくださいね。

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