派遣でまた働きたい! ママが復職するのにベストなタイミングは?

近年の働き方の多様化により、派遣スタッフが産休・育休を取得しやすい環境整備が進んでいます。

それに伴い、派遣スタッフが出産や育児によるブランクを経て復職しようとする際、どのタイミングで復職をするのがよいのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

できるだけ早く復職したいと考える人もいれば、できるだけ子育てを優先させたいと考える人もいます。

しかし、個々の事情や価値観は異なるものの、子どもの成長段階のどのタイミングで復職をするかによって、受けるメリットやデメリットには特色があります。

そこで今回は、派遣スタッフが出産後に復職をするタイミング別のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

復職のタイミング別のメリット・デメリット

【乳児のうちに復職する場合】

乳児のうちの復職の場合、大半が保育園に入所できるタイミングでの復帰となります。

保育園に入所できる時期は、月齢クラスの移動によって新たな人数枠が設けられる3~4月か、転勤のある9~10月が考えられます。

この頃に復職するメリットは、ブランクが少なく復職しやすいという事でしょう。

デメリットは、待機児童問題などで保育園に空きがなければ、空きが出るまで待つ必要があるということです。また、乳幼児のうちは高熱や感染症などにかかりやすく、子どもの体調によって欠勤しなければならないケースが多いのが特徴です。

【入園のタイミングで復職する場合】

保育園へ入所できなくても、幼稚園への入園のタイミングで復職を考える方もいるでしょう。

しかし幼稚園は保育園と異なり、夏休みや冬休みなどの長期休暇があり、また、早朝保育や延長保育も保育園よりも受け入れが短時間だったりします。園への送り迎えの時間を考えると、思ったよりも勤務可能な時間が短時間になってしまうは、大きなデメリットです。

【入学のタイミングで復職する場合】

小学生になると、ある程度子離れができているため、気持ち的にも楽に復職できるようになります。学校の授業が午前中だけの時や長期休暇の際も、学童への入所が決まれば、学童で対応できるでしょう。

しかし、学童は保育園と異なり早朝保育がないため、子どもの通学時間よりも通勤時間の方が早くなってしまうケースもあります。また、お迎えの時間も保育園ほど遅くまで対応できないことが多いので、学区内の学童を中心に、受け入れ時間などをチェックする必要があります。

さらに、保護者会や学校公開、PTAのお仕事などが平日に行われることもあり、意外と仕事に支障が出ることもあるので、あらかじめ派遣先への相談が必要かもしれません。

【高学年になるタイミングで復職する場合】

高学年にもなると、例え学童への入所が不可となっても、学校から帰宅した後に自分で習い事へ行ったり、遊びに出かけたりできるようになります。

しかし、学童のように毎日固定された居場所がなく、一人で留守番をする時間が長くなることで、子どもへの精神的ケアが必要だと感じる面もあるかもしれません。また、急な発熱などもかなり減りますが、それでも派遣先は自宅からあまり遠くない場所を選ぶのが安心でしょう。

【中学への進学のタイミングで復職する場合】

中学生にもなれば、親子で過ごす時間は激減し、子育てによって復職が躊躇われることもほとんど無くなります。

塾代などの出費も増えることもあり、中学入学と同時にフルタイムでの復職を希望される方も多くなります。

仕事と家事・育児と忙しい毎日を過ごすなかでも、子どもとの会話時間が確保したいものですね。

派遣スタッフが出産後に復職をする際の、タイミング別のメリット・デメリットをご紹介いたしました。

子どもの成長段階に応じて、復職のしやすさは異なります。また、いざという時に頼れる人が近くにいるかどうかや、子どもの性格によってもベストなタイミングは異なります。

子どもの成長段階別に、どのような状況になるかイメージを膨らませ、ベストなタイミングを探し出してみてください。

研究開発のお仕事ならRDサポート人材派遣

RDサポート人材派遣は、食品・創薬・製薬・臨床分野の研究開発職に特化した派遣会社です。理系出身のキャリアアドバイザーや担当営業があなたの転職活動を応援します。

研究開発職を希望する方の様々なライフスタイルやキャリアステージに合わせた転職サポートが強みです。派遣のお仕事を中心に、正社員紹介や複業支援を含めた長期的なキャリア提案を行っております。

現在転職を考えている方はもちろん、今のお仕事を続けていくべきか悩んでいる方、初めての転職で不安な方も、まずはRDサポートのキャリアアドバイザーに相談してみませんか。