派遣はワークライフバランスが充実しやすいって本当?

「仕事一筋」という言葉の印象は、ひと昔前から比べて随分変わってきています。

最近では若い世代を中心に、仕事とプライベートの生活との調和を重視する「ワークバランス」という言葉が浸透し、仕事だけでなく自分の人生そのものを楽しみたい、という考え方が一般的に受け入れられるようになっているように感じます。

そんななかで、ある調査によると「派遣社員」が雇用形態のなかで最もワークバランスへの満足度が高いという結果が出ているようです。

そこで今回は、派遣社員がワークライフバランスを充実させやすい理由と、ワークライフバランスを充実させたい人向けて「仕事探しのコツ」について紹介していきたいと思います。

派遣はワークバランスの満足度が高い?

エン・ジャパン株式会社が行った「ワークライフバランス」に関するアンケート調査によると、ワークライフバランスの満足度がもっとも高い結果となったのが「派遣社員」で、8年連続で第1位を獲得しています。

派遣社員が「現在のワークライフバランスはいかがですか?」というアンケートに対して「良い」と回答した割合は47%、次いで「契約社員」では37%、「アルバイト」では33%となっています。

いっぽうで、ワークバランスの良さで最下位だったのは、「正社員」で22%。

正社員では「ワークライフバランスが悪い」と回答したのが40%となっており、「良い」よりも「悪い」が上回る結果となっています。

正社員がワークライフバランスの改善方法として挙げているのは「仕事の割合を減らす」ということ、反対にアルバイトにおける改善方法は「仕事の割合を増やす」となっていることから、派遣社員の仕事量をちょうどよいと感じている人が、比較的多いことがわかります。

派遣がワークバランスを充実させやすい理由とは?

派遣がワークバランスを充実させやすい理由として、おもに次の2点が挙げられます。

1.勤務条件が選びやすい

派遣がワークバランスを充実させやすい最も大きな理由は、勤務地や勤務時間、残業の有無、休日出勤の有無などの勤務条件が選びやすいことです。

ワークバランスを充実させるためには、勤務状況とプライベートの生活との無理のない両立が必須となります。派遣では、自分のその時の状況に合わせて派遣先を選ぶことで、それを実現させやすいというメリットがあります。

夫や妻の休日に合わせたり、子どもの帰宅時間に合わせたり、趣味に費やしたい曜日や介護が必要な曜日を避けるなど、ワークバランスを意識した勤務を行いやすいため、プライベートを仕事によって犠牲にする状況を、軽減させることができます。

2.キャリアや資格を活かせる

派遣では、パートやアルバイトと比較して、出産などで一旦仕事から離れていても、派遣として働く際にそれまでのキャリアや資格を活かしやすいという特徴があります。また、色々な職場を経験することができるのも、大きな魅力でしょう。

ワークバランスを重視した仕事さがしのコツ

ワークバランスを充実させるためには、まずは、仕事によって生活に支障がでない勤務条件を自身で確認することが大切です。

仕事は継続して行うものなので、ギリギリの時間設定で常に時間に追われていると感じていては、ワークバランスの充実感は実感できないものです。

時には、ホッとできる自分だけの時間を設けるなどして、仕事の時間もプライベートも能動的に取り組めるようなスケジュールを意識して、仕事探しを行いましょう。

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