ストレス軽減に効果的! マインドフルネスのやり方は?

少子化が進む昨今では、少ない労働力で成果を挙げるために業務の効率化が求められています。

そんななか、働き手ひとりひとりの生産性を上げるために注目されているのが、「マインドフルネス」です。

この記事では、マインドフルネスとはどのようなものなのか、マインドフルネスのやり方や効果などについて、解説していきたいと思います。

マインドフルネスとは?

マインドフルネス(mindfulness)とは、1979年にマサチューセッツ大学の医療センターにて開発されたMBSR(マインドフルネスストレス緩和プログラム)によるものです。

マインドフルネス瞑想法によって、扁桃体の反応が緩やかになり、海馬と前頭前野の活性化やストレス軽減の効果が科学的に認められています。

私たちは日常的に、心配事や不安な気持ちを抱いたり、他人からの評価などが気になったりすることで、集中力を欠いてしまうことがありますが、それらを鎮めて目の前にことに集中できる精神状態を意識的に作るのがマインドフルネスです。

マインドフルネスは、具体的には「瞑想」を行うことで、雑念から心を開放し心身のコンディションを整えます。

マインドフルネスの効果

マインドフルネスの瞑想による効果は、企業における人材育成などの場でもその効果が認められ、多くの現場で採用されています。

<マインドフルネスによる効果>

1.集中力のアップ

マインドフルネスでは、瞑想によって雑念を排除し、目の前だけのことに集中できる力を養います。繰り返すことでより集中力が高まっていくとされています。

2.生産性の向上

マインドフルネスで集中力を高めることにより、作業スピードの向上とともに、正確性や効率性も向上します。雑念が排除されることで記憶力も高まるため、総合的に生産性が大きく向上することが期待できます。

3.心身の健康に関与

マインドフルネスは、積極的に心理的不安やストレスから解放する働きかけとなります。

ワシントン大学による調査では、慢性的にストレスを感じている被験者におけるストレスに関する遺伝子数の減少を認めています。また、オハイオ大学による調査によると、乳がんを克服した被験者の血液から抗炎症効果が認められたという結果も出ています。

マインドフルネスのやり方

1.姿勢よく椅子に座り、骨盤を垂直に立てて両手を太ももの上におく

頭は天井からの糸に引っ張られているように、首筋を伸ばしましょう。

2.軽く目を閉じて、大きな深呼吸を5分間繰り返す

意識を自分の呼吸だけに集中して、自然なペースで深呼吸を繰り返します。

3.身体の感覚を確認していく

気持ちが落ち着いていることを確認し、身体の各部の感覚をひとつひとつ感じ取るようにします。頭部からはじめ、ライトを丁寧に当てて点検していくイメージで、頭の表面や内部から足の各指までを確認していきます。

4.不調に気づいたら、呼吸と一緒に吐きだす

身体の各部に痛みや緊張などを確認したら、呼吸と一緒にその不快な感覚を吐き出して、新鮮な空気を送り込むイメージを繰り返します。

5.意識を元に戻していく

自分の身体だけに集中していた意識を、ゆっくりと元に戻していき目を開け、瞑想を終了させます。

マインドフルネスとはどのようなものなのか、マインドフルネスのやり方や効果などについてご紹介しました。

マインドフルネスの効果を得られるよう、定期的に実践してみてください。

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