コロナ禍を経てテレワークで仕事を行う人が以前より増加したなかで、派遣社員の方の中にもテレワークで働きたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

派遣社員向けの求人の中においても、少ないながらテレワークができる求人もあります。

この記事では、派遣社員向けのテレワーク求人の職種や仕事内容などの状況、そしてテレワークの仕事探しの注意点などについて解説いたします。

派遣求人にテレワークはある？！

派遣社員でもテレワークは可能ですが、正社員と比較してそれほど多くはなく、全体に占めるテレワークの割合は2割程度となっています。

テレワーク求人には、会社への出勤日が概ね無い「フルリモート」のほか、会社への出社とリモートが半々となる2～3日リモートなどがあります。

派遣社員でテレワークが可能な職種としては、よく知られているパソコンを使用した「データ入力」や「経理事務」のほか、理系職種においても食品・医薬品・化粧品等の品質保証における「規格書や仕様書の作成業務」、「食品一括表示の作成業務等」、「薬事等」などをはじめとしたさまざまな職種において、テレワークが可能な求人があります。

働き方の多様化やデジタル化に伴い、派遣社員向けのリモート求人も、今後さらに需要が増えていくでしょう。

派遣でテレワークのメリットと注意点

派遣社員がテレワークで業務を行うことで、通勤時間が不要となり、家事や育児との両立がしやすくなるといったメリットのほか、派遣先の雰囲気に慣れないなど、人付き合いを負担に感じる人にとっては、仕事がやりやすく感じるでしょう。

一方で、派遣でテレワークをする場合の注意点もあります。

まずは、自宅のインターネット環境とセキュリティ面の整備です。

テレワークを導入している会社の多くは、WEBをつかったミーティングやチャットでのコミュニケーションツールを利用します。そのため、業務で派遣先のメンバーとデータのやりとりを充分に行えるだけのインターネット環境をあらかじめ準備しておくことが必要です。

また、セキュリティ環境が整っていないと、会社や顧客のデータを取り扱うことができないので、テレワークの仕事が開始するまでに充分に余裕を持って整えておく必要があるでしょう。

そのほか、勤務日によってテレワークの日と出社日とが混在する場合、生活のリズムが乱れ体調を崩してしまう人もなかにはいます。出社日でも通勤が充分に可能な場所にある派遣先を選ぶことも大切です。

派遣社員のテレワーク勤務について紹介いたしました。

数は多くはありませんが、正社員だけでなく派遣社員においてもテレワーク勤務は可能です。

データ入力だけでなく、理系の職種においてもテレワークを行っている派遣先があるので、探してみてはいかがでしょうか。

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