研究事務ってどんなお仕事?業務内容・やりがいについて解説!

事務のなかでも、一般的な事務作業だけに留まらず特殊な業務も含まれる「研究事務」は、その分やりがいを感じられるといいます。

研究事務のお仕事は、具体的にどのような業務内容なのでしょうか?

そこで今回は、研究事務の仕事について、業務内容とやりがいについて見ていきたいと思います。どのような業界に求人があるのかについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。

研究事務の仕事とは?

研究事務の仕事は、WordやExcelを使用した基本的なパソコンへのデータの入力や集計作業のほか、官公庁などへの提出書類の作成なども多く含まれます。

研究内容に付随するデータ入力では、緻密なデータを根気よくミスのないように入力することが求められ、チームを組んで複数人とコミュニケーションを取りながら連携作業を行う場面も少なくありません。

取り扱うデータや情報の種類が科学的であったり専門性が高いものであったりするため、データを扱う事務作業においても理系の知識を持っている方が、ストレスなく行いやすい傾向があります。

研究事務の求人がある業界

研究事務の求人は、さまざまな業界で存在していますが、そのなかでもよく求められる業界を3つご紹介しましょう。

1.大学などの研究機関

大学などの研究機関で働く研究者が研究に集中できるよう、研究に付随する事務的作業を行います。研究に関する資料作成などのほか、広報や研究に必要となる情報の収集を行ったり、関連機関との調整業務などを担ったりするケースもあり、研究内容に関する知識や経験のある人が求められます。

2.食品メーカー、食品商社

食品パッケージに記載されている原材料、栄養成分などの表示は、法律による要件に沿った取り扱いが要求されます。国に届け出る「規格書」への情報の元となるデータなど、添加物やアレルギー、遺伝子組み換えに関する情報や原産地情報などで正確なデータが要求されるため、研究事務の仕事においても食品や栄養学などをはじめとした専門性の高い知識が求められます。

3.医薬品メーカー、化粧品メーカー

医薬品や化粧品の研究では、人体に直接的に影響を与える製品を取り扱うため、関連データの収集や分析をはじめ、成分の有効性や安全性に関する調査などにおいては非常に時間を費やす傾向があり、データにも正確性が求められます。 特許出願のための資料作成を含め、研究事務の業務においても新たな知識が常に求められるでしょう。

研究事務の仕事のやりがい

研究事務は、単なるデータの入力作業に留まらず、科学的判断や考察を行いながら作業にあたる必要性のある仕事が少なくありません。実際に研究を行わずとも、大きなプロジェクトの一端を担い研究を一緒に進めているかのような感覚を持つことができ、やりがいを感じられる仕事です。

普段は立ち入ることのできないような研究機関へ派遣されることもあり、専門性の高い知識や機密情報に触れながら業務を行うなかで、大きな達成感も感じられることでしょう。

研究事務のお仕事についてご紹介いたしました。

研究事務の業務は一般的な事務作業だけでなく、専門的な研究職を支えるスタッフとして研究機関で活躍することができます。

大学で学んだ分野を活かせるお仕事ができることもあるので、求人情報などで探してみてはいかがでしょうか。

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