調色業務とは?仕事内容ややりがい、向いている人の特徴を解説

派遣の仕事には「調色業務」というものがあります。調色業務とは文字通り色を調合する仕事ですが、その派遣先はさまざまです。 そこで今回は、調色業務とは具体的にどのような仕事内容なのか、そして向いている人の特徴、やりがいなどと合わせてご紹介していきたいと思います。

調色業務の内容は?

調色業務は様々な場所で行われていますが、よく見かけるのが「印刷用インキ製造・販売」をおこなう企業です。技術課にて、インキ製造工程で色の調色に関する業務を担当します。

具体的には、複数の色のインキの配合比を加減して混ぜ合わせ、求める「色」を創り出します。機械を使用して均等に混ぜ、求める色が出来上がるまでインキの追加や微調整を行います。色見本をもとに調色することもあれば、新しい色を創り出すこともあります。

調色したインキは、専用の道具を使ってガラスなどの材料へ印刷し、求められる性能を満たしているかどうか、検査用機械などを利用してチェックします。

これら調色業務に付随して、パソコンへのデータ入力や、電話やメールで顧客との調整を行いうこともあります。

こういった調色業務は、インキ製造会社だけでなく、メーカーの工場などにおいても発生します。

また、「化粧品メーカー」にてメイク製品の調色業務などもあります。
リップ製品やアイメイク製品など、の調色は、企画内容に従ってコンセプトにあった的確な色を調合します。原料を計量し、練り合わせなどを行ってサンプルを作成し、測色など評価や調色処方の設計などを行います。

調色業務で求められるスキルとやりがい

調色業務で求められるスキルは、企業や工場での勤務経験のほか、製品自体(例えば化粧品メーカーでのメイク製品の調色ならメイク製品)への興味が求められます。

色づくりが得意であったり、理系(化学系)を専攻していたり、インキメーカーや塗料を扱う工場での調色経験があれば、なお歓迎されるでしょう。 調色作業は、細かい調整作業が求められるので、コツコツとした作業が得意な方が向いているようです。

調色業務は、見本通りに出来たときに大きな達成感が感じられるといいます。

色を合わせる事は最初とても難しく感じるものの、経験を重ねていく事で要領を掴み、スピーディーに調合が出来るようになっていきます。

自分が調色した色が新製品に使用されて、商品として販売されているのを見ると、やりがいを感じることができるでしょう。

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